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食事編

どんちゃか幼児教室 > ブログ > 食事編

  • 2025.12.02 (火)

    離乳食[子育てのヒント]

    離乳食を始める前に

    ①離乳とは?
    ・固形食に慣れるようにすること。
    ・お乳を止めることではない。
    ・いろいろな味覚を知る。
    ・スプーンや箸で食べることを学ぶ。
    ・噛んだり、飲み込む練習。
    ・お乳だけの栄養不足の補給。

    ②いつ頃から?
    ・大人の食事を欲しそうに見ている
    ・口をモグモグしている
    ・よだれが多くなった
    ・体重が6~7kgになった「4~5ヶ月」が目安 ・母乳、ミルクが足りなかったら「4ヶ月」から
    ・嫌がるときは一週間くらい空ける  


    離乳の準備

    ①スプーンの稽古 ・果汁やみそ汁の上澄みをスプーンで飲ませる
    ②授乳時間は規則的に ・「空腹のリズム」ができていないと離乳食がスムースにいかなくなる
     

    離乳食を作る時の注意

    ①調理器具器具や手を清潔に
    ②味付けは薄め
    ③温度は熱すぎず、冷たすぎず
     

    むら食い

    離乳食の食べ始めは一定ではない
    ・生理的なもの ・運動をさせる ・食事の間隔を空ける


     

    Ⅰ.準備期

    *食べたがったら楽しく離乳食を始めましょう
    ①果汁 ・白湯で薄めて1さじから。1日50cc
    ・りんご(すりおろしで)
    ・みかん(絞り器で)
    ・メロン、すいか、もも、いちご(スプーンでつぶして)

    *ガーゼに包んで絞る *茶こしでこす
    ②野菜スープ 果汁に慣れたら1日20~30ccぐらいから始める 野菜スープの作り方
    1)キャベツ、玉ねぎ、にんじん、じゃがいも、トマトなどをざく切りにする
    2)弱火にかけ、あくを取る
    3)30~40分煮る
    4)スープを茶こしでこす

    ③みそ汁の上澄み 果汁に慣れたら1日20~30ccぐらいから始める
    1)だしは昆布、かつお節でとる
    2)肉、油揚げは入れない
    3)みそを沈める
    4)上澄みをすくう
    5)湯で2~3倍Ⅱに薄める  

    Ⅱ.中期(6~8ヶ月)

    *つぶつぶにして食べやすく
    ①1日2回食。
    ②舌でつぶせる固さ。
    ③栄養バランスをよくする。
    ④赤ちゃんの好みも出てくるので調理に工夫を。
    ⑤味付けは大人が美味しいと思うくらいの「薄味」に。

    中期の1回の分量
    少しずつ増やしていくのがコツです。

    おかゆ 子どもの茶わんに軽く1/2杯→6分目
    黄身1個→全卵1/2個
    刻んだ野菜 小さじ4~5
    バター、チーズ、油類 小さじ2/3~1弱
    中期のおやつ
    栄養というよりは「噛む練習」としてとらえる
    ・野菜のスティック
    ・パンの耳
    ・ビスケット

    離乳食のホームフリージングのすすめ
    ・時間のゆとりがある時にまとめて作る
    ・1回分ずつに分けてフリーリングする
    ・作った日付、材料を書いて貼っておく
    ・1週間を目安に使いきる

    スープ 野菜、鶏ガラスープは製氷皿で凍らせる
    ミートソース 二度びきしたひき肉+玉ねぎ、にんじん、みじん切り+トマト、ケチャップで調味。 1回分ずつラップ。冷凍保存。
    ほうれん草、大根、にんじん、じゃがいも 茹でて小分け冷凍保存。
     

    後期(9~10ヶ月)

    *固形から幼児食へ
    ①1日3回食へ。
    ②固形に近づける。
    ③食品の種類を増やす。
    ④メニューを豊富に。

    中期の1回の分量 少しずつ固くするのがコツです。

    おかゆ 子どもの茶わん8分目
    パン ミミを除いた8枚切り1枚
    軟飯 子どもの茶わん8分目
    全卵2/3個~1個
    刻んだ野菜 小さじ6~大さじ2
    バター、チーズ、油類 小さじ1~1日小さじ3
    後期の1回の分量
    消化のよいものを主にしながら、少しずつ大人の献立と同じにしていく

    おかゆ 子どもの茶わん8分目
    パン ミミを除いた8枚切り1枚
    軟飯 子どもの茶わん8分目
    全卵2/3個~1個
    刻んだ野菜 小さじ6~大さじ2
    バター、チーズ、油類 小さじ1~1日小さじ3
    後期のおやつ
    「栄養補給」も兼ねる
    ・ヨーグルトや牛乳
    ・プリン ・カステラ、クラッカー
    注意:果物類(パインナップル、キウイ、パパイヤ→消化が悪いので×)
     

    完了期(11~12ヶ月)

    *大人の献立の食品は、何でも食べられる
    *必要エネルギー3/4を離乳食。 *1/4をミルク 【離乳食の例】

    時期 料理名 作り方
    前期 フレークがゆ ・ベビーフードのフレークがゆ大さじ1 ・湯、薄いスープ、温めた牛乳 1.5倍の割合で溶く
    パンがゆ ・パン(ミミなし、8枚切り)1/5枚 ・牛乳 小さじ4 ・ベビーフードのフルーツ1/4 ①パンを細かくほぐす ②ドロドロになるまで煮る
    つぶしがゆ ・ご飯 ・倍量の水 ・チーズのすりおろし小さじ2 ①弱火で15煮る ②つぶす
    白身魚の煮つぶし ①骨と皮をといり除く ②薄味で煮る ③スプーンでつぶす
    卵黄のすりつぶし ①固ゆでのたまごの黄身にスープを加える ②ベトベトになるまでつぶす
    豆腐のくず煮 ・豆腐1/10丁 ・だし汁 ・水溶きかたくり粉 ①煮だし汁に豆腐をつぶしながら入れる ②ひと煮立ちしたら水溶き片栗粉を入れる
    りんごのヨーグルトあえ ・りんご ・ヨーグルト すりおろしたりんごとヨーグルトをあえる
    かぼちゃのマッシュ ・大人用かぼちゃの含め煮 ①薄めた煮汁 ②スプーンの背でつぶす
    野菜の煮つぶし ・野菜・だし ①野菜を乱切りにする ②だしで煮る ③薄味をつける ④裏ごしをする
    中期 パンの牛乳浸し ・食パン(8枚切り2/3枚) ・温めた牛乳(50っc) 牛乳の中に浸す
    野菜スープ ・野菜・塩 ①小さく刻んで、よく煮込む ②塩少々で味付けをする
    煮こみうどん ・うどん、ひやむぎ ・だし汁 ・塩 ・醤油 ・ねぎ ①うどん、ひやむぎを細かく切る ②だし汁を煮て、塩、醤油で味付け ③ねぎのみじん切りを散らす
    マカロニのミートソース ・鶏ひき肉 ・玉ねぎ ・トマト ・粉チーズ ①鶏ひき肉、玉ねぎみじん切りを炒める ②トマトのみじん切り、ケチャップで味付け ③柔らかくゆでたマカロニソースをかける ④粉チーズをかける
    コーンスープ ・コーンクリーム缶詰 ・牛乳 ①コーンクリーム缶詰をすり鉢でする ②牛乳を加え温める
    かやくうどん ・うどん ・にんじん ・鶏ささみ ・卵 ・ほうれん草 ・だし汁 ①野菜をゆで、細かく刻む ②うどんをだし汁で煮る ③①の具をのせる
    さつまいもがゆ ・米 ・さつまいも ①さつまいもを小さく刻む ②米+さつまいも ③おかゆを炊く
    茶わん蒸し *消化の良いものだけを取り分ける
    【その他】納豆(細かく刻む)・オムレツ・お粥
    後期 ツナサラダ ・きゅうり ・ツナ ①きゅうりの種をとり除いて、みじん切り ②ツナをほぐしてあえる
    スパゲッティ パスタを柔らかく煮てミートソースをかける
    煮りんご ・りんご ・砂糖 ・バター ①りんごを輪切り、皮をむく、芯を取る ②沸騰したお湯+砂糖 ③汁気がなくなるまで煮こむ ④汁気がなくなったらバターを落とす
    二色丼 ・ご飯 ・炒り卵 ・でんぶ ご飯に炒り卵、でんぶをのせる
    みそ汁 取り分けみそ汁を赤ちゃん用の味付けにする
    水ぎょうざ ・キャベツ(葉1/4枚) ・豚ひき肉(小さじ4) ・ぎょうざの皮 ・ニラ ①キャベツ、ニラをみじん切りにする ②キャベツを塩もみする ③肉、キャベツ、ニラを餃子の皮で包む ④煮立てたスープに入れる
    【その他】・オムライス・トースト・バナナ・白身魚のムニエル
    [参考資料] 池田書店「はじめての育児百科」より 

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  • 2025.11.10 (月)

    五感を刺激して楽しく食べよう

    食育とは生きる基本を学ぶこと

    子どもにとって「食べる」ことは、単に身体を成長させるだけのことではありません。
    「食育」とは「食べる」ことを通して、
    • 感謝の気持ちをもつ
    • 健康的な食事を学ぶ
    • 食事のマナーを知る
    • 食べ物の産地や歴史の食文化を知る
    など、食べることから生きる喜びを学ぶことです。

    五感すべてで楽しい食事を

    食事は舌だけで味わうのではなく、「五感」をフル回転してより楽しく食べることができるといいですね。
    視覚:色あざやかな食事環境を
    食材や料理のあざやかな色について大人が言葉を添えてあげたり、食卓を整えてあげましょう。
    ◆食材の色・料理の色
    「真っ赤なトマトだね」
    「パプリカは赤や黄色やオレンジ色があるんだね」
    「ナスは濃い紫色をしていてピカピカ光っているね」
    「アジは背中が青くてお腹の方が白いね」
    「サケの身はきれいなサーモンピンク!」
    「オムライスは黄色いたまごのお洋服を着ているみたいね」
    「お赤飯はご飯がピンク色だね!」
    「宝石箱みたいにいろんな色があるお弁当だね」
    ◆食材の形・料理の形
    「大根とゴボウは細長いね」
    「こっちのサツマイモは太いけど、こっちは細いね」
    「ピーマンを切るとお花のかたちだよ!」
    「オクラを切るとお星様みたい」
    「サンマは細くてスマート!」
    「三角のサンドウィッチ、とんがっている!」
    「丸いホットケーキ、ふわふわ!」
    「四角いトーストどこから食べようかな?」
    「ドーナツの丸い穴から覗いちゃお!」
    「いろいろな形のクッキー!(型抜きで作る)」
    ◆盛り付け・食器
    • できるだけ赤・緑・黄の色がある盛り付けにする
    • 野菜を星型・花形にくり抜いたり、目鼻口にして「顔」のように盛り付ける
    • 子どもと一緒に盛り付ける(お手伝いをしてもらう)
    • 子どもの好きな食器を使ったり、食器の素材を変える(陶器・木・ガラス・紙など)
    ※プラスチック食器だけでなく、ときには「本物」の食器で料理を出して良い緊張感・特別感を演出しましょう。
    ◆食卓
    • 子どもの好きなキャラクターのテーブルクロスやランチョンマットを使う
    • 「気温」「季節」「行事」「気分」によってテーブルクロスやランチョンマットを変える
    聴覚:調理の音や食べる音を聞こえるように
    テレビやCDの音をOFFにして、料理をしている時の「音」、噛む時の「音」を子どもに聴かせましょう。
    生活の中の音を感じさせることは生活感を育てるために非常に大切です。
    ◆料理のときの音
    • 包丁で食材を刻む音
    • 食材を炒める音・煮る音・焼く音
    ◆噛むときの音
    「ポリポリ」「コリコリ」「サクサク」
    いろんな歯ごたえの食材が入った料理を食べて欲しいですね。
    触覚:食材を触って持ってみる
    スーパーで食材を買い物した後、すぐに冷蔵庫に収納せず、ぜひ子どもに触らせてあげましょう。
    本物を触ることは、子どもにとって非常に貴重な体験ですし、嬉しいものです。
    ◆野菜・果物の触感
    • キャベツ・白菜・レタス
      「ザラザラだね、つるつるだね、冷たいね、重いね」
    • ピーマン・なす
      「つるつるだね、チクチクするね」
    • にんじん・ゴボウ・きゅうり
      「ゴツゴツ・チクチクするね、かたいね」
    • リンゴ・みかん・バナナ・スイカ
      「つるつるだね、重いね」
    • メロン
      「ゴツゴツしているね、重いね」
    ◆魚の触感
    生魚を触るのが苦手な場合は無理をせず、子どもが興味を示したら触らせてあげましょう。
    魚の表面をさわり「ウロコ」の感触を楽しんでみましょう。
    嗅覚:本物のにおいを嗅いでみる
    嗅覚は刺激をきっかけに何かを連想する、という特徴があります。
    お父さん、お母さんの作ってくれたお料理の匂いは生涯を通じて「思い出の匂い」となるはずです。
    また自分の嗅覚で本物のにおいを嗅ぐ経験をしていると、賞味期限に頼らずに自分の力で危険を回避することもできます。
    ◆食材の匂い
    野菜・魚・乳製品・調味料などは、個々に特徴のある匂いがあります。
    冷蔵庫にしまう前に親子で「クンクン」とそれぞれの食材の匂いを嗅いでみることをお勧めします。
    ◆料理をする時の匂い
    危険がないように配慮し、お母さんが料理をしている時の「匂い」を近くで嗅がせてあげましょう。
    オムレツの匂い、シチューの匂い、カレーの匂い、ハンバーグの匂い、煮物の匂い、ご飯が炊ける匂い、味噌汁の匂い…などなど。
    味覚:いろいろな味を試してみる
    5つの味覚をいろいろ味わってみましょう。
    子どもにとって苦手な味もありますが「甘み=おいしい」だけの味覚でひっくるめないようにしましょう。
    ◆甘味
    虫歯が気になり甘いものをまったく与えない親もいるそうですが、子どもは甘いデザートやおやつが大好きですね。
    甘みの強いものを避け、食後によく歯磨きをするようにして、いろいろな味を体験しましょう。
    ◆塩味
    スナック菓子のようにしょっぱい味がしっかりついているものを食べ慣れてしまうのは心配です。
    塩分を摂り過ぎないようにしながら、どんな食べ物がしょっぱいのか、親子で味を確かめてみましょう。
    ◆酸味
    「すっぱい顔」を親子でオーバーに表現してみると面白いです。
    (どんちゃかのすくすくコースでレモンを味わう授業があります。子どもは案外すっぱい味が好きですよ。)
    ◆うま味
    うま味であるグルタミン酸、イノシン酸、グアニル酸は昆布やしいたけ、トマト、チーズ、肉や魚の赤身に含まれます。
    まずは、出汁たっぷりのお味噌汁などでうま味を味わってみましょう。
    ※にが味⇒幼児期は無理して食べさせなくてよいです。
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  • 2025.08.15 (金)

    [子育てヒント]子どもの小食

    小食で困っています

    食事に関して親の悩みの中で、約20%が「小食」や「食欲がない」と回答があります。
    子どもの食欲不振のほとんどは心配ないものですが、心配する親は意外に多いです。
    まず、親ができる工夫は
    1. お料理の見た目がおいしそう。
    2. いろどりがきれい。
    3. いい匂いがする。
    4. 楽しく食事ができる。
    5. 食事の雰囲気が良くする。
    楽しく食事をする、これはすぐ実行できますね。

    良い食は良い生活習慣から

    必要な食事の量は子どもそれぞれなので、量にはあまりこだわらず、心にも体にも良い質の食事ができるといいですね。
    楽しく食事をするためのポイントを確認してみましょう。
    生活リズム
    食事の時間が決まっていますか?起きる時間・寝る時間が決まっていますか?
    早い、遅いはご家庭それぞれで良いので、リズムは整えましょう
    運動
    外遊びは充分足りていますか?家の中ばかりで遊んでいませんか?
    天気のよい日は、おおいに身体を動かし元気に遊びましょう
    運動をするとおなかが空いて、食欲がわきますよ。
    おやつ・飲み物
    食事の前におやつを食べていませんか?牛乳やジュースを飲み過ぎていませんか?
    子どもの胃の大きさは、子どものこぶし大です。
    水分は取りすぎると、おなかがいっぱいになるもとなので、食事の前は少しにしましょう。
    テレビ・スマホ
    食事中はテレビ・スマホなどのスイッチはOFFにしましょう。
    何かを見ながらの食事は気が散りますね。
    時間もかかるし、食べ物もこぼしてしまって、食卓の雰囲気を壊してしまうもとです。
    注意したい 食欲不振
    もしも、食欲がない上に「顔色が悪い」「疲れやすく、ぐったりしている」「体重の増加がみられない」などの場合は、身体に異常がないか注意が必要です。
    医師の診断を受けましょう。
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  • 2023.09.08 (金)

    スプーン・フォーク・はし

    幼児期の食事で大切なのは「楽しく食べる」こと

    まず、食事をしながら、小言を言うのはやめましょうね。
    「早く」「上手に」「きれいに」は今日からタブーにて、食事の時間は楽しいと思えるような声掛けをしましょう。
    手づかみ食べは、「自分で食べる」という自主性の源ですから、存分にさせてあげてください。
    スプーン・フォーク・はし等の道具が使えるようになるのは次の段階です。
    スプーン・フォークがいつでも使えるように子どものそばに置いておくと、はやく興味を示し、持ちたがります。
    子どもが興味を示したときがチャンスです。

    1歳 前半 スプーンを握るものの、手づかみ食べが中心
    スプーンやフォークを持ちたがるようになるが、上手に使えずに手づかみ食べがほとんどのグチャグチャ状態。
    1歳 後半 スプーンを持って、食べ物をだいたい口に運べる
    すくいやすい食べ物なら、スプーンにのせることができる。
    たくさんこぼす。
    2歳 前半 一方の手にスプーン、もう一方の手は器をささえられる
    片方の手で器を押さえながら、スプーンですくえる。
    ぎごちなさが消え、スムースな動きになってくる。
    2歳 後半 ひとりでスプーンを持って食べられる
    スプーンですくいにくいものでも、工夫をしながら食べられる。
    3歳頃 箸を持ち始めるが、ときどき握り箸になる
    箸に興味をもち、見よう見まねで持つようになる。
    正しい持ち方はできず、すぐ握り箸になってしまう。
    4歳~ こぼさないで、スプーンや箸を上手に使って食べられる
    完全にひとりで食事ができるようになる。
    汁ものもこぼさないで、食べられる。

    ※個人差があるのであくまでも、<めやす>として考えてください。

    箸について

    箸を使うようになるのは、3歳以降が目安です。
    最初の箸は「長すぎない」「細すぎない」「すべり止めがある」「握りやすい」をポイントに選びましょう。
    箸の使い方・持ち方にいちいち注文をつけないように。親が見本です。
    「そのうちできるようになる」のでおおらかな気持ちで見守りましょう。
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  • 2022.10.15 (土)

    子どもの好き嫌い(3)

    子どもの好き嫌いを直すには?

    子どもの好き嫌い(2)」の記事の次の内容を再度確認してみましょう。
    1. 親が美味しそうに食べる
    2. あきらめない
    3. ほめましょう
    4. 交換条件はダメ

    次にもう少し具体的に考えてみましょう。



    1.好き嫌いは成長の一過程

    1歳までは、なんでも好き嫌いなく食べていたのが、1歳を過ぎると「味」「色」「形」が認識できるようになり、好き嫌いをするようになってきます。
    それは、「食べ物の区別ができるようになった証拠」といえるので、成長の一過程としてとらえ、むしろ喜んでいいことでしょう。


    2.歯ごたえを楽しませる

    歯が出はじめてからも、食べ物を全部柔らかくしてしまうのは問題です。
    やわらか過ぎない歯ごたえは大切です。
    また、煮るだけでなく「炒める」「焼く」「生」など、調理方法を変えてみるのも歯ごたえがあって、楽しんで食べてくれるでしょう。


    3.ばっかり食べ

    同じものばかり食べる「ばっかり食べ」は親として気になるようです。
    これも「好きなもの」ができた訳ですから、成長の一過程と考えましょう。
    同じ栄養素が他の食品で取れていれば心配はありません。
    むしろ、あまり神経質にならないようにしましょう。


    4.慣れない食品は少量から

    たった一度食べないからといって「嫌い」と決めつけてはいませんか。
    あきらめないで根気よく何度も食卓に出し続けることが好き嫌いを直す大切なコツです。
    決して嫌いなのではなく、「慣れていないだけ」なのです。
    そのとき気をつけることは、大量にドサッ!と出さないことです。
    慣れない食品は少量から、また全部料理の中に混ぜ込んで隠してしまうより、半分は形を出しておきましょう。
    混ぜ込んだ食品を食べた時「嫌いと思っていたにんじんが食べられた!」、「すごいね!○○ちゃんはこのにんじんが食べられたね」。
    このようにほめてあげれば、きっと子どもの自信にもなりますね。


    5.ニコニコ顔はビタミン剤

    大切なのは、大人がおいしそうにニコニコ顔で子どもの嫌いなものを子どもの前で食べることです。
    決して叱らないこと。
    楽しい雰囲気は「食育」として、最も大切なことです。


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  • 2022.10.15 (土)

    子どもの好き嫌い(2)

    好き嫌いを直す方法

    大人がおいしそうに食べて見せる

    一緒に食事をする人が、子どもの前で嫌いな物をおいしそうに食べてみせましょう
    少しおおげさなくらいに「わぁー!おいしい!」とにこにこした顔で、ほっぺをたたいてみたりするといいですね。
    そんなにおいしいのなら、一口食べてみようと必ず思うはずです。
    あきらめないこと。 これも大切なことです。


    嫌いと決めつけない

    一度口から出してしまったり、「いやっ!」と言われてしまうと、お母さんは「この子はこの食べ物が嫌いなんだ」と決めつけてしまうことはありませんか?
    あきらめないでください。
    何度も何度も口に入れて、味を覚えさせましょう。
    案外、食わず嫌いの場合が多いものです。

    食べられたらほめる

    また、お父さんお母さん自身に好き嫌いがあって、その食品が一切食卓に載らない。これではいけませんね。
    いろいろなものをバラエティ豊かに出しましょう。
    少しでも嫌いなものが克服できたら「おいしかったね!よく食べられたね!えらい、えらい!」と誉めてあげましょう。
    嬉しくて、また誉められたくて、必ず好きな食べ物になるはずです。

    「食べられたら○○あげる」はやめましょう

    それから、注意をしなければならないことは交換条件で取り引きしないことです。
    「これを食べたら○○を買ってあげる」とか「テレビをみてもいい」など、嫌々食べるのは、かえって嫌いにさせてしまいます。


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  • 2022.10.15 (土)

    子どもの好き嫌い(1)

    好き嫌いと偏食

    卒乳に成功し、離乳食にも少しづつ慣れてきます。
    すると今度はお父さんお母さんの悩みは、子どもの《好き嫌い》です。

    どんちゃかの2歳~3歳の個人面談でも、「野菜を食べない」「肉を食べない」「魚を食べない」「果物を食べない」「卵を食べない」「牛乳を飲まない」などの相談が非常に多いようです。
    そこで「好き嫌い」と「偏食」の違いを考えてみましょう。


    「好き嫌い」と「偏食」の違い

    「好き嫌い」とは牛乳は飲めないけれど、チーズやヨーグルトは食べられるというように、同じ栄養素の中でも、食べられるものと、食べられないものがある場合を言います。
    「偏食」とは肉は食べられるけれど、野菜はまったく食べられないというように、栄養素が偏ってしまうことを言います。
    ですから、多少の「好き嫌い」があっても、ひどい「偏食」でなければそんなに心配しなくても大丈夫ですよ。

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  • 2022.09.16 (金)

    親子でクッキング

    何歳ごろからクッキングに参加できるのでしょうか?

    • 自分の足でしっかり歩いて、手が使えるようになれば1歳からでも参加できます
      1歳なら握る・つまむ・つつくなどの手の動きが上手になる時期です。
    • 2歳~3歳ごろは何にでも興味をもち、お父さんお母さんのやっていることを真似したがる時期です。
    • 4歳以降は細かい指先の動きも上手になり、包丁も使えるようになってきます。

    『卵が割れた!』『混ざった!』『皮がむけた』『切れた!』などができると、子どもは「達成感」を味わい、必ず自信をもつようになります。
    家族の中で「必要とされている」という実感は、社会性を育むうえでも大切な感情です。
    そして親は「助かる」「じょうずね」等のことばを心から言い、必ず褒めてあげましょう
    忙しい場合は週1回でもいいです。家族でワイワイと楽しい「クッキングタイム」を過ごしてみましょう。

    子どもとクッキングをするポイント

    1. 子どもが興味をもったことをする
      強制はしない。
    2. 調理台の高さを調整する
      安定した踏み台などを使いましょう。
    3. 包丁は切れ味の良いものが良い
      切れ味が悪いとかえってケガにつながります。
      最初は使い方をきちんと教えましょう。
    4. 子どもの自主性を尊重し、任せられるところは任せる
      口やかましく言い過ぎると意欲をなくしてしまいます。

    クッキー作りにチャレンジ!

    1歳

    生地に指で穴を開ける、生地をつまむ、など。

    2歳

    おだんご状生地を手のひらで平らにする、生地をちぎる、型抜き、など。

    3歳

    生地をまるめておだんご状にする、平らにする、生地をナイフで切る、型抜き、など。

    4歳~6歳

    1~3歳までに加えて ・卵を割る・卵を混ぜる、材料を混ぜる・材料を量る・材料をふるう、綿棒で生地を伸ばす・棒状の生地を包丁で切る、オーブンのタイマー合わせ、など。
    キッチンから子どもを締め出さないで、お母さんお父さんと一緒にお料理やお菓子作りにチャレンジしてみることをお勧めします。 親子のコミュニケーションの場にもなります。
     
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  • 2022.09.15 (木)

    こどものおやつ

    幼児にとって「おやつ」はどんな意味がある?

    1. こどもの胃の大きさは小さく、3回の食事だけでは十分な栄養分やエネルギーが摂れないため、補充のためにおやつを食べます。
    2. 気分転換や情緒安定のために、おやつを食べます。
    3. 挨拶、手洗い、歯磨きなど良い習慣づくりのためにおやつを食べます。
    • おやつを「数」や「記憶」や「位置」や「ガマン力」や「競争心」というテーマでとりあげると楽しいですね。おやつの数を数えたり、一方を隠して記憶ゲームをしたりして、おやつを楽しく食べながら頭を鍛えてましょう。
    • 「食欲」のスイッチは「意欲」のスイッチと同じといわれています。食欲のある子は何にでもやる気がある子が多いものです。上手におやつを利用してみましょう。

    おやつを与えるときのルールは?

    1. 決まった時間に
      だらだらと長時間おやつを食べる習慣はやめましょう。
      食事と食事の間に時間を決めて、規則正しい「おやつタイム」を摂りましょう。
      だらだら食べをすると三回の食事が摂れなくなり、虫歯や偏食やムラ食いの原因にもなります。
    2. 決めた量を
      おやつの量を決め、子どもが欲しがるだけ食べさせる習慣はやめましょう。
      一般的には1日に200kcal程度の間食が適量だと言われています。
      食べ過ぎは三回の食事にもひびくし、肥満の原因にもなってしまいます。
    3. おやつの「前」と「後」で良い習慣づくり
      • 「いただきます」「ごちそうさまでした」の挨拶を必ずしましょう。(生活習慣)
      • おやつの前は必ず手洗い(手を拭く)をしましょう。(衛生習慣)
      • おやつの後は必ず歯磨きやうがいをしましょう。(衛生習慣)
      • 食器の片付けは自分でしましょう。(自立心)

    おやつを与えるときに注意することは?

    とにかく『楽しいおやつタイム』にすることです。
    お父さまお母さまも子どもと同じおやつを食べながら、ニコニコ顔で会話を楽しんでくださいね。
    おやつタイムに小言を言わないこと。
    情緒安定や気分転換になりませんよ。
    たまには「ホットケーキ」や「お好み焼き」や「白玉団子」や「クッキー」などのおやつを子どもと一緒に手作りするのは、親子の会話が弾んでオススメです。
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  • 2022.08.22 (月)

    食事づくりのポイント

    3歳からは食の習慣作りを

    3歳になると言葉によるコミニュケーションができるようになり、「がまん」をする力もついてきます。
    少しづつ食事のマナーを教えていきましょう。
    「いただきます」や「ごちそうさま」の挨拶をする、食事中は座って食べる、食べ物で遊ばない、食後は歯磨きをするなどです。
    また、歯も出揃い、噛む力も発達してきますので、ほぼ大人と同じ食事内容になってきます。
    好き嫌いも出てくる頃なので、苦手な食べ物も少しづつ食べられる様にし、食べることの楽しみを知らせていきましょう。

    子どものための食事作りのポイント

    1. 食べられなかった食材にもチャレンジ!
      香りの強い野菜(ねぎ・ピーマンなど)・生野菜・お刺身なども無理せず取り入れて見ましょう。
    2. いろいろな味にチャレンジ!
      量も増やしていきましょう。
      ドレッシングやポン酢やレモン汁などの酸味にも慣れていきましょう。
      また、外で遊ぶなど運動量が増えてきます。
      それに伴い食事量も多くしていきましょう。
    3. いろいろな形・大きさにチャレンジ!
      噛む練習をするためにも、2歳の時より大きめに切りましょう。
      切り方も工夫して、いろいろな形にすると食欲もわいてきます。
    4. 大人より少し柔らかめに調理しましょう。
      まだ大人より噛む力が弱いので、汁物・煮物は最後にひと煮立ちさせます。
      炒めものは水を足して炒め、食卓でほぐしたり、つぶしたりすると食べやすくなりますよ。
     
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