子育てのヒント
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食べ物をグチャグチャにしてしまう
食事の時、食べ物をグチャグチャにしてしまい、困っているとよく相談を受けます。
グチャグチャにする場合には二通りあります。
■自分で食べたい気持ちがある
大人はどうしても汚れるからと手を出したり、食べさせたりしてしまいがちですが、いつまでも食べさせてあげていては「自立の芽」が育ちません。
自分で食べたがっている様子がみられたら、それは成長の証なので、むしろ大人は賛助してあげましょう。
- 少々汚れても良いように準備して、叱らないで済む環境にする
- 食事の前にあらかじめテーブルの下にビニールを敷く
- ビニールのエプロンをかける
- 道具は成長に合わせたものを用意する
- 手を使っても大丈夫なように、食事の前に良く手を洗う
- フォーク・スプーンは子どもが好きなもの・使いやすいものから使う
道具は使えば使うほど上手になるので、こぼしても積極的に使わせてあげましょう。
繰り返し使っていくうちにこぼさないで食べられるようになってきます。楽しみに待っていてくださいね。
■食べながら遊んでしまう
食べずに遊んでしまうときは、ほとんどの場合、おなかがいっぱいだからです。
食べたい様子がなければ、早めに「ごちそうさま」をして片づけましょう。
- テーブルの前に15~20分位着席していて食べずに遊んでいる
「せっかく作ったのに」という思いがあり残さず食べてほしいですが、おいしく食べられる時間はまたすぐにくるので、すぐに片づけるようにしましょう。 - 食べ物をおもちゃにして遊んでしまう
食べ物の感触はいつものおもちゃと違うので、遊ぶことがクセになってしまうこともあります。食べ物は遊ぶものではありません、と繰り返し教え、この場合もすぐに片づけるようにしましょう。 - 食事に集中できない
お父さん・お母さんもゆっくり食事ができていますか?食事をする子どもの目の前で大人が動き回っていると子どもが食事に集中できません。ひとりで食べていると、つまらなくなって遊びだしてしまう場合もあります。子どもと一緒に食べて、おいしいねと会話しながら食事の時間を楽しんでくださいね。

- 少々汚れても良いように準備して、叱らないで済む環境にする
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ハサミで遊ぼう – Ⅱ
はさみ上手になるステップ
どんな道具でも使い方にはステップがあります。
ハサミもこのステップを繰り返すことで上手に使えるようになります。
ハサミは生活の中で日常的に使われる道具ですから、幼いときから十分に使いこなせるようになると手の巧緻性が高まり、創作意欲もわいてきますよ。
ステップⅠ(2歳児)はじめはハサミを使うコツを教えましょう。(Ⅰ-①で紹介)- ハリがあって持ちやすい紙のテープ(画用紙や葉書の硬さ・幅2㎝くらいの帯状)を用意します。
- これを端からチョキッと切り落とします。
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ハサミの開閉に慣れるために、これを繰り返し、何回もやってみましょう。
子どもの手元に注意しながら大人も一緒にやって見せてあげてくださいね。
ステップⅡ(3歳児)次に紙を長く切る練習です。- ハサミの刃元で切り、刃先まで閉じないで、繰り返し開いてまっすぐ前に切り進みます。
- ハサミは大きく開いてから進めます。
- 続けて長く切ることを繰り返し練習してみましょう。
ステップⅢ(4歳児))いろいろな切り方を練習します。-
ハサミを止めて方向を変えながら切る(ジグザグ切り)練習
紙を持つ手を持ち替えて切るのがコツです。 -
曲線を切る練習
前へ切り進ませ、持つ紙の方を動かします。 -
円を切る練習
円の線を描いておきます。
ジグザグ、曲線と同じように、紙の方を持ち替えて回しながら切ります。
ステップⅣ(5歳児)応用編です。思い通りの形に切る楽しさを味わいましょう。- 紙に描いた線の通りに切る練習
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山型(△)の形に切り落とす練習
(角をしっかり尖らせるにはどう切ればよいでしょうか?) -
絵を切り抜く
大きい紙の場合は、すぐに形を切ろうとせず、絵の輪郭をだいたい切ってから、あらためてじっくり線に沿って切ると切りやすくなります。
慣れてきたらあまり細かく助言しすぎないようにして、ハサミを楽しく使ってくださいね。
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ハサミで遊ぼう – Ⅰ
ハサミは2歳くらいから持たせることができます。
落ちついて大人の話を聞くことができ、やっても良いこと、あぶないことが分かるようになったら、子どもの様子を見ながら、ハサミを使う練習を始めてみましょう。
よいハサミは切れるハサミ―①
子どもに初めて持たせるハサミは、よく切れるハサミが良いでしょう。
ハサミはよく切れるからおもしろいのです。
手がまだ自由に動かせないからこそ、「切れる」楽しさから「もっとやりたい」気持ちを呼び起こしてあげたいですね。
おもちゃのようなハサミはビス(支点)がグラグラしていたり、プラスチック製だとそもそも大人でも上手く切れない場合が多く、楽しくない上にかえって危険です。よいハサミは子ども手にぴったりのハサミ―②
右利き用、左利き用はきちんと使い分けてあげましょう。
柄の小さい方の穴に親指、大きい方の穴に人差し指、中指、薬指の3本を入れてぴったり穴が埋まると、ハサミが固定して切りやすいです。
穴が大きくブカブカな場合は、布を巻いて穴をぴったりに調節するとよいでしょう。
きつ過ぎないこと、ゆる過ぎないことが大切です。
子どもの手の大きさは成長に伴い大きくなるので、ぴったりしたサイズのものをその都度買い換えてあげましょう。安全なハサミ―③
上記に書いたように、子どもの手に合ったもので、刃先が丸く安全な子ども用のハサミを選んでください。
また、扱い方も最初に教えましょう。
ハサミのさやがある場合は、使い終わったら必ずさやに入れること。
ハサミの受渡しには、閉じた刃の方を持ち、柄を相手に向けて渡す習慣を身につけましょう。はさみの正しい使い方―④
ハサミを上手に扱えるようになるためには、正しい使い方をはじめから習慣づける必要があります。
悪い癖がついてしまうと、直すのも苦労しますし、なかなか上手にならずハサミを使うのが嫌いになってしまいますよ。 ハサミを使うときの正しい姿勢と使い方
- ハサミを使うときは必ず座る
- 体の正面でハサミを持つ
- わきを締めてハサミを持つ(わきを閉めないとハサミが横向きになってしまう)
- ハサミを体に対して垂直に固定させて持つ
- なるべくハサミの奥を使う
- まっすぐ切り進む時は、刃先までしめきらず、すぐにハサミを開いて切り進める ※以上が基本です。次回は上手になるステップを紹介します。
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チック症
チック症とは
チック症とは、本人の意思とは関係なく、突然声を発したり不規則に体が動いたりする不随意運動による脳神経の病気のことです。
4歳以降の5人に1人は、なんらかの症状がみられるといわれています。
多くは軽いものであり、1年以内に自然と症状がなくなるケースがほとんどで、病気と診断されることはまれです。
女児に比べて2~3倍男児に多くみられる傾向があり、10~12歳の頃に最も症状が激しくなるといわれています。
チック症は運動チックと音声チックに大別され、それぞれ単純性と複雑性に分けられます。
その中で、症状が1年以内に消失するものを一過性チック、運動か音声のいずれかが1年以上続くものを慢性チック、両者が1年以上続くものをトゥレット症候群といいます。運動チック
◆単純性- まばたきが多い/目をぱちぱちさせる/白目をむく
- 首を左右上下に振るなど、首を曲げる
- 顔をしかめる/鼻をならす・ひくひくする
- 口を曲げる/舌を出す
◆複雑性- 身体をのけぞらせる
- 匂いを執拗に嗅ぐ
- 腕を振る・回す・屈伸
- 手を叩く/物や人を蹴ったり叩いたりする
音声チック
◆単純性- 風邪でもないのに咳払いや咳をする
- 必要以上に鼻をクンクン鳴らす
- 舌を鳴らす
- 「アッアッ」「ん、ん」など声を出す
◆複雑性- 同じことを大声で何度も繰り返す
- 不謹慎な言葉や汚い言葉・わいせつな言葉を発する
- 他人の言葉をオウム返しする
- 自分が言った言葉を繰り返して言う
チック症の原因
チック症の原因は、根本的にはまだ解明されていません。
家系内で多くみられる傾向があり、遺伝的な要因が関与していることが考えられています。
別の病気や感染症が誘因になると考える研究者もいますが、明確なことは分かっておらず、現時点でもまだ研究途上の病気であるといえます。チック症の治療・対処法
チック症は、周囲の人には特異な動きをしているように見えても、本人は意図してやっているわけではありません。
そのため、罰を与えたり、行動を制限したりすることは意味がないばかりか、むしろ症状を悪化させることがあり悪影響です。
症状が軽度であれば、心配する必要はないと安心させることが最善の治療になる場合が多く、家族が病気を理解し、学校の先生や友達にも病気について説明し理解が得られているのであれば、治療は行われないことがほとんどです。
具体的な治療が必要な場合には、行動療法や投薬による治療も選択肢にあるようなので、まずは気になることがあれば早めに医師に相談しましょう。
いずれにしても、適切な対応を周囲の大人が理解して、子どもが安心して過ごせる環境を作ってあげることがとても大切です。
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頭を打った
子どもは家の中で家具にぶつける、階段から落ちる、台から落ちる、などして頭を打つことがよくあります。 戸外では走って転んだり、公園のブランンコや滑り台から落ちて頭を打つことがあります。 また、親の不注意でベビーカーから落ちたり、抱っこヒモからすり抜け落ちて頭を打つ事故もあります。子どもがよく頭を打つ原因
①大人より頭が大きいのでバランスが取りにくく転びやすい ②遊びに夢中になる特性があり注意が散漫になるので物にぶつかることがある ③大人より視野が狭いので広範囲の物、事柄が視野に入らない ●よく頭を打つ〈年齢別原因・場所〉例 [0歳~5ヶ月]ベッド、ソファー、ベビーベッドからの転落 [6ヶ月~4歳]階段からの転落 [5歳~9歳]自転車、ブランコ、鉄棒、滑り台、ジャングルジムによる事故 ★様子がおかしい時はすぐに病院へ行きましょう。頭を打ったら…確認!把握しておきましょう
★病院で受診する時、医師にきちんと説明できるように把握しメモしておきましょう。 ・どういう状態で頭を打ったのか ・頭のどの部分を打ったのか要注意!必ず病院へ行き、診察を受ける場合
【チェックすること】 □ 出血がある □ 頭を打った後ぼうっとして反応が鈍い □ 2回以上何度も吐く □ 顔色が悪い □ 打ったところがへこんでいる □ 打ったところがブヨブヨしている □ 食欲がない(乳児であればミルクの飲みが悪い) □ 強く頭痛を訴える □ 歩けないほど麻痺(しびれ)がある □ 頭を打った時から数日後に異常が出たすぐに救急車を呼ぶ場合
【チェックすること】 □ 意識がない ①仰向けに寝かせる ②呼吸が弱い時は頭をそらせ、アゴを持ち上げて、気道を広げる ③頭を横に向ける 以上のことをして、救急車の到着を待つ。 □ けいれんを起こした □ 視線が合わない □ 反応がない □ ウトウトしていて目を覚まさない □ 出血がひどい(体を動かさず救急車を呼ぶ) □ 鼻・耳から血が混ざった透明液が出ている □ 様子がおかしく、普段と違う □ ショック状態になった 〈ショック状態〉 ・意識がもうろうとしている ・呼吸が苦しそう ・不規則な呼吸をしている ・顔色が悪い ・脈が弱い ★毛布やバスタオルで体をくるみ、静かに寝かせて救急車の来るのを待ちましょう心配がない場合
□ すぐ大声で泣く □ 痛がっている □ 顔色が良い □ 機嫌がよい □ コブができただけ(★コブができたときは、冷たいタオル・冷却剤で冷やす) □ 打った後に一度吐いたが、元気に遊んでいる □ 頭を打った後、普段と変わりなく遊んでいる ★大事にになることはあまりありませんが、油断は禁物です。 ★24時間は子どもの様子を注意深く観察をしましょう何科に行けばいいでしょうか?
→小児科へ ★意識がない・嘔吐を何度も繰り返す・麻痺がある・外傷が大きい・多量出血 →脳神経外科へこんな時どう対処したらいいでしょう?
Q:翌日に嘔吐しました A:頭の内部で軽度の出血の可能性があるので、病院へ行きましょう Q:頭を打った後よく寝ます。心配です。 A:痛かったショックや泣いたりして疲れたのでしょう。 ★但し、呼吸の乱れはないか?途切れていないか?を観察しておきましょう。この場合は病院へ行きましょう。 Q:後遺症が心配です A:頭を強く打った後、運動機能(手足の動きがおかしい)、言語機能(話し方がおかしい)場合は病院で受診しましょう。 ◎子どもは症状を上手にことばで表現できません。 頭を打った後、親は子どもの様子をよく観察することが大切です。 メモ等して受診をした時に医師に伝えられるようにしておくことが肝心です。
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トイレトレーニング
どんちゃか幼児教室の面談で一番多い質問は、「トイレトレーニング」についてです。なんでトイレトレーニングが必要なの?
①トイレ自立は、社会の一員としての自覚につながるからです。 ②トイレトレーニングは知的発達につながるからです。 (脳が排泄コントロールをするようになる) ③良い習慣づけのひとつだからです。
④成長の一歩で、自分でできるようになると自己肯定をし、自己コントロール力がついて自信につながるからです。
いつから始めたらいいの?
2歳のお誕生日前後頃を目安にトイレトレーニングを始めるといいでしょう。 ただし、個人差がおおきく、スムースに成功する子もいれば、時間がかかる子もいます。 スムースに成功させるためには、2歳になる前から事前のウォーミングアップが必要です。
トイレトレーニングを開始するタイミング 【準備ができているか、サインがあります。】 ・歩行ができる ・お座りがしっかりできる ・おしっこをする間隔が空いて長くなる ・ことばで意志が伝えられる(「うん」「はい」「いや」などが言える) 【チェックしてみましょう!】 □ 1 トイレまでひとりで行ける □ 2 おまるや便座ににしっかりした姿勢で座っていられる □ 3 大人の問いかけに「うん」や「イヤ」が答えられる □ 4 おしっこの間隔が2時間以上空いている □ 5 自分の気持ちを伝えることができる(例:「ちょうだい」「○○してほしい」など) □ 6 大人の真似ができる どうでしたか? 1~4までができていればスムーズにトイレトレーニングが開始できるでしょう。 *個人差があります。 *ひとりひとりに合わせて開始時期を決めましょう。 その他、大人側の条件としてチェックしてみましょう。 □ 1 トイレトレーニングにじっくり付き合う時間と精神的な余裕がある。 □ 2 イヤイヤ期ではない。子どもとの関係が安定しているときがトイレトレーニング開始のいい時期なので「いやいや期」は避けた方がスムーズにいくでしょう。トイレトレーニングを始める季節はいつがいいでしょうか?
*春~夏 〈理由〉 ・春から夏の季節は薄着になるのでパンツやズボンがすぐ脱げる ・洗濯物が乾きやすいので、負担が少ない *季節が春~夏であっても子どもの興味がない時は止めましょう。保育園や幼稚園でのトイレトレーニングはいつから?
【保育園の場合】 保育園のペースに合わせてトイレトレーニングをするとよいでしょう。 保育園の保育士はトイレトレーニングのプロです。 家庭でも保育園のペースに合わせて同じようにしましょう。 〈注意〉 ・すべてを保育園任せにしないで、保育士と連絡を蜜に取りましょう。 ・トイレトレーニングを始めたら、家庭のトイレを保育園のトイレと同じように飾りつけをすると子どもは安心します。 ・家庭で成功したら、おおいに褒めましょう。 【幼稚園の場合】 幼稚園からは入園の条件として「入園前にトイレに行けるようにしておいてください」と言われます。 しかし、3年保育の早生まれの場合などはまだトイレトレーニングが完成されていません。 *無理な場合は幼稚園と協力しながらよく連絡をとりながらトイレトレーニングを進めていきましょう。どのように教えたらいいの?
2歳になる前からにウォーミングアップ・・・ ①「おしりが濡れていると気持ちがわるいね」 「おしりをきれいにすると気持ちがいいね」などの言葉をかけ、 おしりに対する〈五感〉を意識づけましょう。 ②トイレに一緒に行って「チィー」と声をかけたり、実際に行う真似をしてみましょう。 (可愛いおまるを使用してもよいです) 2歳前後から・・・ ① おしっこが出ても出なくても、時間を決めてトイレに座ってみましょう。 ② おしっこが出たら、おおいにほめてあげましょう。 ③ 脱ぎ着のし易い〈夏〉がトイレトレーニングを始めるチャンスです。
トレーニングを進めていく方法 最初に「排泄とはどういうことなのか」を知らせることから始めましょう。 ・ごはんを食べること、着替えることなどは目で見えることなので分かり易いですが、排泄することは見えないので子どもには理解しにくいことです。 ・家のひと(親)がトイレに行くのを見せる ・ペットの排泄を見せる 【ステップⅠ】 ①「排泄=トイレ」という意識がでてきた ②オムツをチェックし、排泄の間隔を知る⇒2時間以上空いていれば次のステップへいく ③おまるやトイレに誘ってみる ④便座に座らせてみる⇒*座れたら、座れたたことをおおいに褒めましょう。 *無理に座らせるのはやめましょう ⑤パンツに切り替える 【ステップⅡ】 ―トイレ(おまる)に行って便座に座ってみる― 〈おまるの場合の注意〉 ・足が床にしっか着く ・1歳代はおまるの方がいい ・トイレを嫌がる場合はおまるにする 〈補助便座の場合〉 一連の動作 ①トイレに入る ②便座に座る ③紙で拭く ④水を流す *トイレで排泄をしてくれると、手間が省ける。 【ステップⅢ】 ―生活リズムに合わせて一日に何度かトイレに行くように誘う― ・食事の前後 ・出かける前 ・起床の直後 ・寝る前 などのタイミングでトイレに誘う 【ステップⅣ】 ―自分で言える― ・親は「おしっこ出たね」「うんち出たね」など言葉で表現する ・子どもも真似をして「おしっこ出た!」と言う *トイレで排泄ができた時、言葉で「おしっこ出た」と言えた時は大いに褒めましょう。 〈お勧めグッズ〉 ・キャラクターパンツ ・ごほうびシール+カレンダー 【ステップⅤ】 ―昼間、家でパンツをはく― ・パンツにおしっこをしてしまった⇒「気持ちが悪い」と感じる ・トイレでおしっこをしたい⇒トイレに行こうとする *たぶん何度も失敗を繰り返すでしょう。 しかし叱らないでおおらかな気持ちで接してください。 【ステップⅥ】 ―外出時・夜の排尿時にオムツを外す― 外出時の注意 ・失敗しても大丈夫なところでチャレンジ〈公園〉〈児童館〉してみる ・子ども用のトイレがあるところをチェックしておき外出する ・脱ぎ着がしやすい服装で出かける ・着替えは多めに持っていく 夜(身体の成長が必要) ・朝までのおしっこが貯められるくらいの膀胱になっているか *夜「抗利尿ホルモン」が十分に分泌されるようになるのは10歳くらいと言われているどうして失敗ばかりするの?
トイレトレーニングに失敗はつきものです。 ほとんどの場合、何度も何度も失敗を繰り返し、成功するまで長い時間かかるものです。 親も気を長くもち、あせらずに「失敗するのが当たり前」と思ってつきあいましょう。
叱ってもいいの?
「絶対に叱らない」のが鉄則です。こんな言葉はNG!です。「ダメね!」「また失敗したの!」「あーあっ!もう大変!」
楽しくする方法は?
トイレを「好きな場所」にすることが大切です。 トイレの環境づくりのヒント・好きなキャラクタ―の絵を貼る ・ 子どもの好きな音楽をながす ・ 成功した時に好きなシールやスタンプを貼ったり、押したりする トイレに関する「絵本」を読んであげる。
《その他の注意》- トイレトレーニングをしたばかりに親子関係が悪くならないように気をつけましょう。
- 他の子と比較しないように子どものペースでしましょう。
- 逆戻り現象があります(下の子が生まれた時・・・自分も赤ちゃんになってお母さんにかまって欲しい時)うまくトイレトレーニングが進まないときは、一時中止をしてあせらずに再チャレンジしましょう。
- 親があまり意気込まずに取り組みましょう。
- いろいろなトイレに慣れるために、親戚の家・友だちの家・デパートなどでも経験をしてみましょう。

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【3ヶ月頃の赤ちゃんと遊ぼう~首すわりのころ】⑤
☆こちょこちょ♡ くすぐり遊び 手のひらや首下、脇の下、おなか、足の裏など、 くすぐったいところを探して「おなか♪こちょこちょ~♪」と ママもパパも笑顔でくすぐってあげて下さい。 1ヶ月のころの笑顔は「生理的微笑」といい本能的な反射ですが、 2~3ヶ月になると「社会的微笑」といって、働きかけに反応して笑ってくれるようになります。 笑うことは、まだ話せない赤ちゃんにとって、 周囲とコミュニケーションをとるための大切な方法です。 自分の気持ちを表現し、コミュニケーションをとるのです。 嬉しい楽しい面白いなどの感情を育みます。 笑っている時に赤ちゃんの脳はフル回転。 バリエーションを増やして、沢山の笑顔を引き出してあげてください。 では赤ちゃんが笑うことでの効果、どんないいことがあるのでしょうか。 1、笑うのはおしゃべりの一歩 「笑う」ことは発声練習でもあるのです。 2、触られることで、自分の身体の部位を意識して、自分から身体を動かす力へ繋がります。 3、笑うことで、どんどん脳が発達します。 一説には、笑う回数の多い赤ちゃんほど言葉を話すという 高い知能を要する行為が早く出来るようになるともいわれます。 4、笑うことで免疫力アップ 笑うことでストレスが軽減され、自然治癒力が高まるとも言われています。 「笑う門には福来たる」といわれるように 赤ちゃんも大人も、みんな笑い合うことで気持ちが安定したり癒やされますよね。 笑うことで、自然に心が前向きになることもあります。 同じ時間を過ごすのなら笑っていたい。 そして我が子には、笑顔の素敵な優しい人になって欲しいですね。
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【3ヶ月頃の赤ちゃんと遊ぼう~首すわりのころ】④
☆キョロキョロ。まてまて♪ 目のおいかけっこ 【追視】 スタートは、お母さんの顔を見つめること♡ オムツ替えの時など、毎日視線を合わせてコミュニケーションを楽しんで下さい。 赤ちゃんにとって、一番焦点が合う距離は30㎝前後です。 お母さんと目が合っているかな。【注視】 興味を誘うように、名前を呼んだり 話しかけたり 触れたりしてみて下さい。 赤ちゃんもお母さんを見つめている事が分かったら、 ゆっくり左右に動いて、赤ちゃんの目がお母さんの顔を追っているか確かめて下さい【追視】 目から情報を取り入れ、物を認知することに繋がり、 首を左右に動かすことで首すわりも促します。 だいたい4ヶ月くらいになると【注視】がしっかり出来るようになります。 少しずつ、目でものを追う【追視】にも慣れてきたら、 好きなおもちゃや、興味あるものを追視してみましょう。 左右の幅を広げてみたり、早さにバリエーションつけてみたり ステップアップして、上下の追視もやってみて下さいね。 また、転がして遊べるボールはオススメ。 追視力・動体視力は、スポーツなど反射神経にも繋がります。 【追視】をすることで、赤ちゃん自身が意志を持って物を見ようとします。 見る力を育てます。 しっかりものを見ることは、集中力を養い、とても大切な力となります。 人の話を、目を見てしっかり聞ける力となり信頼関係を生みます。
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【3ヶ月頃の赤ちゃんと遊ぼう~首すわりのころ】③
☆赤ちゃんの舌はセンサー! 3ヶ月頃から赤ちゃんは、手にしたものを必ずと言っていいほど 口に持っていってペロペロなめなめ♡ 大人にしてみると一見、あまり良い行為には思えないかもしれませんが、 実は赤ちゃんは身体の中で舌が一番、繊細で敏感なセンサーであることを 本能的に知っていて物を確かめているのです。 すごいですよね。 舐めたり 噛んだり 口を動かす行為は、脳を活性化し、口の機能を高め 食事/発声にもつながる、成長する上で大切な行為でもあるのです。 乳歯がはえ始めると痒くて噛むこともあります。 手(触覚)や視覚などがまだ未成熟なので、物の状態の変化や感触を 舌で感じとり、五感をフル動員させて認知していきます。 「手をなめる」ことから一歩進んで、 遊びで物を舐めながら、その大きさから口との距離を判断し、近づけ方を調整します。 最初はうまく口に運べなくて、ぐずったり泣いたりしながらだんだん上手になります。 これは何かな? 固いな。軟らかいな。冷たいな。温かいな。 色々な感触を体験し、脳を刺激させてあげて下さい。 物の存在を探らせてあげて下さい。 もちろん、飲み込んでしまうようなもの(誤飲)は危険なので注意すること。 今まで以上に衛生面は色々と神経質になってしまいますが、 家の中できちんと管理出来る範囲で、 舐める行為そのものは、成長する上で大切だと思ってあげて下さい。 個人差はありますが、1歳前後に色々な感覚器が成熟してくると、自然になくなります。
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【3ヶ月頃の赤ちゃんと遊ぼう~首すわりのころ】②
☆ゆりかご ゆーらゆら♪ 大きなバスタオルやタオルケットの上に 赤ちゃんを仰向けに寝かせ 大人2人が両端をしっかり持って、赤ちゃんを包みこむように持ち上げ 左右にゆっくり揺らします。 最初は赤ちゃんがびっくりしないように目を見て 「ゆりかご揺れるよ♡ ゆーらゆら♪」 と、声をかけながら小さくゆっくり揺らしてあげて。 だんだん慣れてきたら、赤ちゃんの表情や様子で 動きを大きくしたり揺らし方を調整してあげて下さい。 赤ちゃんもそれぞれ性格が違い、アクティブ派の赤ちゃんはすぐ笑顔に。 慎重派の赤ちゃんは少しづつ。表情がこわばったら無理しないでね。 でも確実に笑顔に近づいていきます。 少しドキドキするけど必ず受けとめてくれるという経験から、信頼感も育ちます。 お母さんの笑顔を見ながら、ゆらゆら身体が揺れる快感と 耳の後ろにある三半規管と耳石器を刺激して、平衡感覚/バランス感覚を養います。 バランス感覚はお座りや歩行に必要なものです。 みんなで楽しく笑顔いっぱい育ててあげて下さい。 たかい たかーい♪ よくやる「たかいたかい!」も、上下の移動で平衡感覚を養う遊びです。 これもはじめは小さくゆっくり。 慣れてきたら、たかーく♪たか~く♪ そこでいつもと違う視界を見せてあげて下さい。



2021.06.04 (金)
0120-042-870