子育てのヒント

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  • 食べ物をグチャグチャにしてしまう

    2021.06.04 (金)

    食事の時、食べ物をグチャグチャにしてしまい、困っているとよく相談を受けます。グチャグチャにする場合には二通りあります。

    食べ物をグチャグチャにしてしまう

    ■自分で食べたがっている場合

    1.自立の第1歩です。 おおいに喜ぶべきで、むしろ親は賛助してあげるべきです。 親は汚れるのを嫌がって、いつまでも食べさせてあげていては「自立の芽」が育ちません。 少々汚れても良い支度をしてあげてください。 例えば ①食事の前にあらかじめテーブルの下にビニールを敷く ②ビニールのエプロンをかける などの準備をするとよいでしょう。 親はゆったり構えて、叱らないようにしましょう。 2.上手に道具が使えない。 スプーンやフォークがじょうずに使いこなせず、こぼしてしまうことがあります。 道具は使えば使うほど上手になるので、こぼしても積極的に使わせてあげましょう。 最初はきちんとした持ち方もできないし、口に運ぶのも難しいものです。 繰り返し使っていくうちにこぼさないで食べられるようになってきます。 楽しみに待っていてくださいね。

    ■遊びながら食べている場合

    1.もうお腹がいっぱい・・・! テーブルの前に15分~20分位着席していて、量的にも充分食べている場合はもう「お腹がいっぱい」のはずです。 親は「大きくなってほしい」・「せっかく作った」という思いで、いつまでもテーブルの前に座らせていることがありますが・・・この場合は、さっさと「ごちそうさま」をして片付けてしまったほうがいいでしょう。 2.食べ物をおもちゃにして遊んでしまう・・・ 食べ物の触感はベタベタしていたり、ヌルヌルしていたり、冷たかったたり、暖かったり、触ってみると子どもにとって非常に魅力的な感覚です。 でも、一度遊んでしまうと癖になり、食事の度に食べ物で遊んでしまいます。 食べ物はおもちゃではありません。 繰り返し、繰り返し「遊ぶものではありません」と教えていくより方法はありません。 その代わり、遊ぶ時間に粘土遊びを充分にさせてあげるといいですね。 この場合もお腹がいっぱいになっているから、遊び出すのです。 お腹がすいていたらどんどん食べるはずです。 食べ物で遊びだしたらさっさと「ごちそうさま」をして片付けてしまいましょう。 3.親は落ち着いていますか? 親は子どもが食べている時は、ちゃんと落ち着いて座っていましょう。 キッチンに物を取りに行くなど、立ったり座ったりしていませんか? 子どもの目の前に人の動線があると、子どもは気になって食事に集中できません。 ひとりで食べていると、つまらなくなって遊びだしてしまう場合もあります。 そばにいて「おいしいね」などの会話をしながら、一緒に楽しく食事をしましょう。   

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