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おねしょ
子どものおねしょで悩む親は、意外に多いです。 結論から言うと、「幼児期のおねしょは心配はありません。」原因
排尿の発達がまだ未発達 泣き止まない これは夜に作られる尿の量と膀胱のバランスが とれていないために起こります。 あかちゃんの尿は薄いですが、幼児期なると、 夜間に尿を濃くする『抗利尿ホルモン』が分泌されます。 『抗利尿ホルモン』によって夜の尿量は、 昼間の約半分になります。 この分泌が悪いと、夜でもたくさんの尿が たくさん作られ、あふれてしまいます。 膀胱は自律神経の働きで、 夜には昼間の1.5~2倍の量をためられるようになるのですが、 これがうまく働かないと「おねしょ」になります。 ①「水の飲み過ぎ」や、②「冷え」が原因でもおねしょは起こります。 医療機関で原因にあった生活指導や治療を受ければ、治りがはやくなることが多いです。対処法
・対処法の3原則・・・・①起こさない ②あせらない ③叱らない 無理に夜中に起こすと、尿の量を減らす『抗利尿ホルモン』の分泌が減り、さらにおねしょが治りにくくなることがあります。 また、叱ったり、あせったりすると、子どもへ心理的な圧迫があり、逆効果になってしまいます。家でできる対処法としては・・・
- 自律神経の働きを良くするために「規則正しい生活をこころがける」ようにしましょう。
- 朝や昼の水分を多めにして、夕食や夕食後の水分や塩分を控えめにしましょう。
- 食事の時に水分を多く取る子は、よく噛まないで水で流し込んでいる傾向があります。「よく噛んで食べる」習慣をつけましょう。
- 寝る前にお風呂に入って体を温め、布団を少し温めておくとよいです。おむつをしていても、おねしょが長引くことはないので、子どもが嫌がらなければ、無理に取る必要はありません。
- 昼間は、子どもが自発的にトイレに行くまで、むやみみにトイレに行くように促さない方が、膀胱の尿をためる力が育つようです。
- 子どもの不安や緊張を取り除いてあげましょう。
《参考》
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泣き止まない
赤ちゃんが泣き止まないと、お母さんの方が泣きたくなってしまいます。 でも、赤ちゃんは泣くことしか訴えることができません。 どうして泣いているのか・・・その理由を突き止めて、それを解消してあげましょう。
泣き止まない時のチェックポイント
- おなかがすいていないか
- おむつがぬれていないか
- 甘えたいのではないか
- 眠いのではないか
- 暑すぎたり、寒すぎたりしてはいないか
- 痛いところはないか
- 熱はないか
- 顔色はよいか
- 便や尿の状態はどうか
- 具合が悪そうではないか
- 不安やさびしくはないか
泣き出した時のケア
- だっこしてあやす
- おむつがぬれていたら替える
- おなかがすいていたら、授乳する
- のどのかわきを潤す
- 痛いところを探し取り除く(ピン・虫・ゴムがきつい・ひもが巻き付いているなど)
- 散歩したり、外に連れ出して、気分転換させる
激しく泣き続ける時
普段と泣き方が違う、激しく泣き続ける、時は何かの病気にかかっていることが多いので、診察をうけましょう。三ヶ月疝痛(せんつう)とは・・
生後三ヶ月くらいのとき、夕方になると突然、火がついたように泣き出す赤ちゃんがいます。 激しく泣き続けるので、お母さんを心配させてしまいます。 これは「三ヶ月疝痛(せんつう)」といって心配のない腹痛です。 腸の中にガスがたまっていると考えられています。(原因はよくわかっていません) 夕方になると、からだを曲げて泣き出します。診察を受けたうえ、浣腸して便と一緒にガスが出れば、 痛みもおさまり、泣き止みます。 腸に異常がないので、1~3ヶ月のうちに治ります。抱き癖なんて気にしない
赤ちゃんが泣くたびに、だっこをすると「だきぐせ」がつくのではないか・・・と心配をすることはありません。 心配せず、しっかり抱いてあげましょう。スキンシップは赤ちゃんの心を育てます。
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夜泣きってなあに?
夜泣、早い子で生後4ヶ月ごろからはじまります。 ふつうは6ヶ月ごろからはじまることが多いです。 夜ぐっすりと眠っていると思っていたら突然泣き出します。 いろいろあやしてなんとか泣き止んでくれてので寝かしつようとするとまた泣き出す・・・この繰り返しが明け方まで続きます。 お母さんは疲れはてて、ぐったり・・・ということになりがちです。 生後6ヶ月ごろから「睡眠のリズム」ができます。しかし、まだ不安定なため、眠りが浅い時に目がさめてしまうのです。 部屋が暗いと、子どもながら「怖い」「さびしい」「心細い」などで泣いてしまいます。
原因はなあに?
いろいろですが・・・- 昼間の興奮
- 運動不足
どうしたらいいの?
- 昼間は日光浴を十分にさせましょう
- 昼間はからだをたくさん動かさせましょう。
- しばらく覚悟して、つきあってあげましょう。
- お母さんは一人では寝不足になり、ヘトヘトになってしまいいなす。
- 一時的なことですから、お父さんと交代で、乗り切ってください。
*夜泣きはしだいにおさまります。あせらないこと!
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足の発達・成長編(2)
10ヶ月~12ヶ月
- 少しの段差ならまたぐ
- 伝え歩きをする
12ヶ月~1歳半
- 歩き始める
- ヨチヨチ歩きを始める
- 1歳3ヶ月頃になると80%の子が歩ける
1歳半~2歳
- 歩きながら振り返る
- 速く歩いたり、走ることができる
- 階段も支えてやれば、交互に足を出してのぼる
2歳~3歳
- ひとりで飛んだり跳ねたりできる
- 三輪車がこげる
- 階段も手すりがあれば上がれる
運動をつかさどる脳の発達は大人並みになる。 走ったり、飛び跳ねたりできるようになる。
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足の発達・成長編(1)
歩いたり走ったりするのは、子どもにとって重要な全身運動です。 親は「はいはいした」「立った」「一歩が出た」「歩いた」「走った」・・・と子どもの成長が楽しみですね。 今回は、生まれてから3歳ぐらいまでの【足の発達】について記してみました。
0歳~1ヶ月半
- 手足を曲げる
- ビックリすると手足を曲げ、抱きつこうとする
4ヶ月~6ヶ月
- おすわりができる
- 足の力がついて、支えて立たせると、ピョンピョン蹴る動作ができる
6ヶ月~10ヶ月
- はいはいをする
- つかまり立ちをする
- 足を支えると、足を伸ばし立っていられる
腹ばいの状態で、後ずさりをすることがある。 後ずさりを何度も繰り返した後、前に進めるようになり、はいはいができるようになる。 ※足の指に力を入れるので、「素足」で遊ばせてあげると良い。
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危険な場所をチェック(安全対策はしっかりと)
赤ちゃんが、ハイハイやつかまり立ちをしだすと、急に行動範囲が広がってきます。 言いかえれば、「家の中は危険がいっぱいの環境」ということになります。 命にかかわる誤飲やケガなどの事故が、いちばん多いのは生後7~9ヶ月頃です。 赤ちゃんのいる部屋をしっかり点検しましょう。 ポット、炊飯器、コーヒーメーカー、などの電化製品は手の届かない高いところへ 家電についているコードを引っぱってしまいがちなので、コードは子どもの手の届かないように気をつけましょう。 電気製品でやけどをしたり、頭を打ったり、切り傷をつくったり、危険がいっぱい!です。 レンジ台(ガス台・IH台)に注意 つかまり立ちができるようになると、レンジ台に手が届くようになります。 すると動くスイッチに興味を示し、親がちょっと目を離している隙に押してしまうことがあります。危険です!押しても動かないようにしておきましょう。 テーブルの上 手が届く高さのテーブルの上には、熱いコーヒー・お茶などを置かないようにしたほうが賢明です。どうしても置かなくてはならない時は端に置かないで、真ん中の方に置きましょう。 また、テーブルクロスはかけない方が安全です。赤ちゃんがテーブルクロスをひっぱってしまうと載せた物が落ち、大変危険だからです。 レンジ台(ガス台・IH台)に注意 つかまり立ちができるようになると、レンジ台に手が届くようになります。 すると動くスイッチに興味を示し、親がちょっと目を離している隙に押してしまうことがあります。危険です!押しても動かないようにしておきましょう。
たばこ・灰皿は片付けて 7~10ヶ月頃の赤ちゃんは何でも口に入れて確かめる時期です。 タバコやタバコの吸殻は、赤ちゃんの口に入ると命にかかわる大変危険なものです。 絶対に赤ちゃんの①目にはいらない②手が届かないところ に片付けておきましょう。 コンセントにはフタを 赤ちゃんは「穴」にも興味を示します。 電気コンセントにはフタをしておきましょう。 窓にはカギ・窓の近くは登るものを置かない ①ベランダに通じる窓には常に「カギ」をかけておく習慣をつける。②窓の近くに椅子やソファを置かない。などして、親の不注意による転落事故を防ぎましょう。
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のどにつまらせた
乳児や幼児は何でも口に入れて確かめることが多いです。 機嫌よく遊んでいたのに、急に苦しんだり、激しく咳き込んだりするときは、のどに異物がつまった可能性があります。 このような時は迅速な対応が必要になります。
一刻を争うときは救急車を!
気道につまって呼吸困難になり、唇の色が紫色に変わってきたら、危険です。 すぐに救急車を呼び、救急車が到着するまで吐かせる努力をしましょう。 *どうしても取り除くことができなければ、あおむけに寝かせ、首の下に枕などをあてて、気道を確保し、人工呼吸をしながら、救急車を待ちましょう。対処のしかた
イラストつまっても呼吸ができる場合は、そのまま静かに病院に運んだほうが無難です。無理に取ろうとすると、かえってつまらせてしまうことがあります。 かたいもの(ボタン・豆)をつまらせたのか、やわらかいもの(おもちなど)をつまらせたのかによって、処置は違ってきます。どちらにしても、急いで取り除かなくてはなりません。 だいじょうぶな場合やけど ケアのしかた ◆目を白黒させているので、背中をたたいたら出てきた。 吐き出した後、きげんよく遊んでいるようなら心配はない ◆小さなものを飲み込んでしまった。 ①便に出てくるまで便をチェックする。 ②便に出ない場合は病院へ連れていく ③とがったもの・ボタン電池・磁石などを飲み込んだときは、すぐ病院へ連れて行く やけど ◆呼吸困難になっている ◆唇が紫色になって、チアノーゼがでてきた ◆激しく咳き込み、苦しんでいる ◆声が出ない ケアのしかた かたいのもがつまった場合 やわらかいものがつまった場合 ・のどの奥に見えるときは、指でかき出す ・のどの奥に見えるときは、指でかき出す ・さかさにして背中を強くたたく ・片ひざを立て、子どものみぞおち部分をひざの上にのせて、頭を下げさせて、背中を強くたたく ・後ろから抱きかかえるようにして頭を下げさせ、みぞおちを強くしめる ・横向きに寝かせる ・のどの奥に異物がみえるときは、指でかき出す ・見えないときは、舌の付け根を強く押して吐かせる -
予防接種
《予防接種の目的》
『ウィルスや細菌によっておこる感染症の中には、一度かかると免疫ができて、二度とかからずにすむ』というのを利用して、実際に感染しないうちに体の中に免疫をつくろう、というのが予防接種の目的です。《予防接種の種類》
①定期接種(接種を受けるべきとして、接種年齢を定めている)―無料- BCG(結核)
- ポリオ(小児マヒ)
- 三種混合(百日ぜき、ジフテリア、破傷風)
- MR(麻疹、風疹)
- 日本脳炎
- 流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)
- 水筒(水ぼうそう)
- インフルエンザ
《受ける権利と拒否する権利》
「予防接種は必ず受けなくてはならない」という義務から、「受けた方が望ましい」というように変わりました。なぜなら、副作用がまったくないわけではないからです。しかし、感染症から子どもを守るのは親の義務です。子どもにとって必要か否かを正しい知識で判断しましょう。 ※基本的に健康な子どもが受けるもの(判断に迷ったら、医師に相談しましょう)《接種するのを注意したい場合》
◆早産などで、発育が悪い ◆心臓病、腎臓病などの病気があり、通院して治療している ◆抗生物質や卵などに対するアレルギーがある ◆医師から免疫異常を指摘されている ◆1年以内にけいれんの発作をおこした ◆前回の予防接種で発熱や湿疹などの異常がみられた ◆身近な人がその病気にかかっている ◆せきや微熱など、心配な症状がある ※当日受けられない時(具合が悪い・引越し・旅行など)は保健所か役所に連絡しましょう!
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寝る時 着せすぎ注意
冷え込む冬の夜。子どもが布団からはみ出して寝ていると、風邪を引かないか心配になる親もいるでしょう。
布団や毛布を重ねて掛けてやるが、寝汗をかいて体を冷やしてしまうこともあります。冬でも「温めすぎ」には気をつけましょう。
ある母親が「1歳10ヶ月になる子どもの寝相の悪さ驚くことがあります。毛布や布団をすっかりはねのけている日もあります。体が冷えないか心配です。」と、相談に来ました。
ある素材メーカーの話によると、「成人で快適と感じる体と衣類の隙間の温度は31~33度、・湿度は40~60%と推定されます。」とのことです。
幼児の場合は、代謝が活発で体温も高めなので、寝具との隙間の温度は成人の場合より低い方がいい。という見解があります。
睡眠環境調査によると、
①寝室が一緒でも、子どもは季節を通じて母親より多く汗をかいている。
②冬場でも4割の子どもが布団を掛けずに寝ている時間があった。
③冬場に上から掛ける寝具(毛布・布団・羽毛布団など)は3枚以上使用が3割以上」 という結果がでました。
気をつけなければならないのは「布団ははねのけられても着せた衣類は脱げない」ことです。
着せ過ぎに注意し、布団や毛布も重くならないように気をつけましょう。もちろん、靴下は履かないで素足の方がいいです。
寝汗は寝入りばなにかくので、頭や首筋に汗をかいていたら衣服の調節をしましょう。
手や足が冷たくないか、汗ばんでいないかを触って確認してみてください。 昼間の生活で大切なことは、なるべく外で遊び、冬の寒さを体験することです。
体温調節をつかさどる自律神経の発達を促し、スムースな眠りにつながるからです。 昔から「子どもは風の子」といわれて育っていくものです。体を冷やすことを過度に恐れないことも大切です。
《まとめると・・・》
*大人の感覚で暑さ、寒さを考えると着せ過ぎになりがちになるので注意!
*寝ている時に汗をかいていたら、衣類を見直す!
*寝具は重くなり過ぎないように!
*体に触れて子どもの適温をみつける! 2012・11月読売新聞家庭欄より -
肥満
肥満とは・・・
からだの脂肪組織が必要以上に増えた状態をいいます。 (実測体重―標準体重)÷ 準体重 ×100
- 20%~29%・・・軽度
- 30%~49%・・・中度
- 50%以上・・・・・高度
原因としては・・・
病気(ホルモン異常・先天異常)以外は ①過食 ②運動不足 ③不規則な生活 ④ストレス といった生活習慣がほとんどです。 消費エネルギーよりも摂取エネルギーが多いと、体脂肪として蓄えられてしまうので肥満になります。最近の傾向・・・
最近は子どもの肥満が増えてきました。 これは動物性脂肪や塩分が多い「欧米型の食生活」や「外食」や「レトルト食品の使用」が大きく影響しているといわれています。要注意・・・
子どもの時肥満だった場合、大人の肥満に移行する可能性が高いといわれています。 つまり、将来的に「高血圧」「糖尿病」などの生活習慣病をひきおこす危険を含んでいます。症状・・・
肥満になると、運動能力が落ちて動きが鈍くなります。そのために・・・- 子どもらしい活発さがなくなる。
- 性格が消極的になりがちになる。
- 外遊びを嫌がる。
治療
1.食事療法- 心身の発達がめざましい時なので、勝手な判断で食事療法をするのは危険です。
- 中度、高度の肥満の場合は大きな病院で専門医にかかるのがよいでしょう。医師と栄養士とカウンセラーと連携をとりながら指導してくれます。
- 軽度の場合は「バランスのとれた食事」をし、「体重をチェック」しながら少しづつ体重を落としていきましょう。
- 苦手な運動を強制すると、長続きしません。
- 体を動かすことの楽しさを体験できるものが良いです。
- 例えば お母さんと一緒に買い物に行ったり、家事をしたりすると自然に体が動きます。
- お父さんとは休日に公園で追いかけっこをしたり、ボールあそびをしましょう。
*「あせらず・ほめて自信つけさせて」精神的なフォローを忘れずに頑張らせましょう。