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食事づくりのポイント
3歳からは食の習慣作りを
3歳になると言葉によるコミニュケーションができるようになり、「がまん」をする力もついてきます。
少しづつ食事のマナーを教えていきましょう。
「いただきます」や「ごちそうさま」の挨拶をする、食事中は座って食べる、食べ物で遊ばない、食後は歯磨きをするなどです。
また、歯も出揃い、噛む力も発達してきますので、ほぼ大人と同じ食事内容になってきます。
好き嫌いも出てくる頃なので、苦手な食べ物も少しづつ食べられる様にし、食べることの楽しみを知らせていきましょう。子どものための食事作りのポイント
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食べられなかった食材にもチャレンジ!
香りの強い野菜(ねぎ・ピーマンなど)・生野菜・お刺身なども無理せず取り入れて見ましょう。 -
いろいろな味にチャレンジ!
量も増やしていきましょう。
ドレッシングやポン酢やレモン汁などの酸味にも慣れていきましょう。
また、外で遊ぶなど運動量が増えてきます。
それに伴い食事量も多くしていきましょう。 -
いろいろな形・大きさにチャレンジ!
噛む練習をするためにも、2歳の時より大きめに切りましょう。
切り方も工夫して、いろいろな形にすると食欲もわいてきます。 -
大人より少し柔らかめに調理しましょう。
まだ大人より噛む力が弱いので、汁物・煮物は最後にひと煮立ちさせます。
炒めものは水を足して炒め、食卓でほぐしたり、つぶしたりすると食べやすくなりますよ。
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食べられなかった食材にもチャレンジ!
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子どもの小食
小食で困っています
食事に関して親の悩みの中で、約20%が「小食」や「食欲がない」と回答があります。
子どもの食欲不振のほとんどは心配ないものですが、心配する親は意外に多いです。
まず、親ができる工夫は- お料理の見た目がおいしそう。
- いろどりがきれい。
- いい匂いがする。
- 楽しく食事ができる。
- 食事の雰囲気が良くする。
楽しく食事をする、これはすぐ実行できますね。良い食は良い生活習慣から
必要な食事の量は子どもそれぞれなので、量にはあまりこだわらず、心にも体にも良い質の食事ができるといいですね。
楽しく食事をするためのポイントを確認してみましょう。生活リズム食事の時間が決まっていますか?起きる時間・寝る時間が決まっていますか?
早い、遅いはご家庭それぞれで良いので、リズムは整えましょう。運動外遊びは充分足りていますか?家の中ばかりで遊んでいませんか?
天気のよい日は、おおいに身体を動かし元気に遊びましょう!
運動をするとおなかが空いて、食欲がわきますよ。おやつ・飲み物食事の前におやつを食べていませんか?牛乳やジュースを飲み過ぎていませんか?
子どもの胃の大きさは、子どものこぶし大です。
水分は取りすぎると、おなかがいっぱいになるもとなので、食事の前は少しにしましょう。テレビ・スマホ食事中はテレビ・スマホなどのスイッチはOFFにしましょう。
何かを見ながらの食事は気が散りますね。
時間もかかるし、食べ物もこぼしてしまって、食卓の雰囲気を壊してしまうもとです。注意したい 食欲不振もしも、食欲がない上に「顔色が悪い」「疲れやすく、ぐったりしている」「体重の増加がみられない」などの場合は、身体に異常がないか注意が必要です。
医師の診断を受けましょう。 -
子どもの夏バテ
非常に暑い日本の夏
日本の夏は日差しが強く気温が高い上、ジメジメと湿度もあり、近年は子どもにとって危険な気候になってしまいました。
熱中症も気をつけなければいけませんが、ちょっとしたきっかけでも大人が気が付かないうちに体調を崩しがちです。
幼児期から危険な暑さへの対処方法や、安全な過ごし方で乗り切りたいですね。暑い屋外で遊ぶときは
子どもには外遊びもさせてあげたいですが、真夏の外遊びは細心の注意が必要です。- 真夏の日中の外遊びは控えましょう。
午前中や夕方の涼しい時間帯に帽子をかぶり、日陰を選んで遊びます。
散歩や軽い運動がいいですね。
日差しの強い日中に遊ぶなら30~40分が限度です。 - 水分補給はこまめにしましょう。
水が望ましく、少量でもよいので20分おき、1時間に3回摂るのが目安です。
汗をたくさんかくときは、スポーツドリンクの薄めたものでも良いです。 - 汗をかいたら着替えましょう。
外で遊ぶときは、あらかじめ着替えを持っていき、遊び終わったらしっかり汗を拭き、着替えます。
汗を放っておくとあせもの原因になりますし、汗をかいたまま涼しい屋内に入ると、身体が冷えて体調を崩してしまいます。
涼しい屋内にいるときは
涼しい屋内でも意外と体調を崩しやすいです。
子どもは体調の変化に気づきにくかったり、言葉にしにくいので、大人がときどき声をかけて気を配ってあげたいですね。- 室温の温度設定はなるべく高めにしましょう。
冷房で冷えた部屋にばかりいると、体温調整や発汗が上手くできなくなってしまいます。
冷房による冷えで夏バテしてしまうのは、大人も子どもも同じですね。 - 冷房の設定温度や風の向きに注意しましょう。
冷房を自動運転にして設定温度に気を付けていても、部屋の中での温度ムラはどうしても発生してしまいます。
子どもがいる場所は冷房の風が直接当たらないようにする、扇風機を併用して部屋の空気を循環させるなどして、冷えすぎないように注意しましょう。 - 温度差にも注意しましょう。
暑い外と涼しい室内の温度差により、だるさや気分の悪さを感じることがあります。
特に商業施設などは室内温度が低めに設定されているので、そういったところへ出かけるときは、羽織るものも用意しておきましょう。
熱帯夜が続く真夏の夜は
睡眠は子どもの成長にはとても大切です。
真夏の夜に寝苦しくて眠れないと、体調にも大きく影響するので、良質な睡眠が摂れる環境を整えましょう。- 夜更かしをさせないようにしましょう。
夏の間は昼間が長いので、つい遅くまで遊んでしまい、就寝時間が遅くなりがちです。
生活リズムを崩さず、できるだけ同じ時間に眠りにつき、たっぷりと睡眠時間をとりましょう。 - 寝室の冷房の設定温度は涼しいくらいでも良いです。
子どもにとっての寝室の適温は大人よりも低いそうです。
温度設定は24~26度くらいを目安にして、布団やタオルケットをしっかりと掛けると良く寝られますよ。
子どもがすぐに布団をはいでしまう場合や、寒がりな大人と一緒に寝るときは温度設定が難しいですが、ご家庭でどの温度設定が良いか、いろいろ試してみてください。
ただし、冷房の風が直接当たる場所に子どもを寝かせないよう気をつけましょう。 - 朝起きたら水分補給を忘れずに。
起床後は、朝食の前に一口でも良いので水分補給をしましょう。
起きたばかりは、子どもの身体は意外と脱水状態になっています。
うっかり水分補給せずに、朝食も水分の少ないパンなどを食べるだけで出かけて、出かけた先で熱中症になってしまった例もあります。
食事で夏バテを予防する
夏は夏が旬の食材を摂ることがもっとも理にかなっていると言われます。- 緑黄色野菜の多くは夏が旬です。
トマト、キュウリ、ピーマン、ナス、カボチャ、オクラなど、栄養価の高いものをしっかり食べさせましょう。 - ビタミンB群を含む食べ物は夏バテに効果的です。
豚肉・うなぎ・かつお・まぐろ・いわし・さば・アボガド・納豆・チーズ・牛乳・卵などは積極的にメニューに取り入れたいですね。 - アイスやジュースなど、冷たいものはほどほどに。
冷たいものの摂り過ぎは体内が冷えて夏バテの原因になってしまいます。 体を温めるスープやお味噌汁に夏野菜をたっぷり入れてもおいしいですよ。
- 真夏の日中の外遊びは控えましょう。
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子どもの紫外線対策
紫外線を正しく理解して対策しましょう
昔は「子どもは真っ黒に日焼けしているほうが健康的」というイメージがあり、夏休み明けの子どもたちはこんがり日焼けしていたものです。
現代では紫外線は皮膚がんや白内障などの原因になり、皮膚に非常に悪影響があると知られています。
また乳幼児の肌は、大人の肌よりも紫外線のダメージを受けやすいと言われ、1998年には母子手帳から「日光浴」の項目が削除されました。
では具体的に子どもにとって、どのような紫外線対策が有効なのでしょうか。紫外線の強い時期・時間一年を通して紫外線が強い時期は4月から9月、特に6月から7月にかけては紫外線がもっとも強く注意が必要です。
一日のうちでは10時から14時までの間です。
この時間帯は屋外で過ごす時間をなるべく少なくする工夫をしましょう。
また、曇りの日でも晴れた日の60~80%の紫外線が届くので油断は禁物です。紫外線を避けて上手に遊ぶ日陰に入ると紫外線量は半減するので、日陰を選んで遊ぶようにしましょう。
帽子をかぶることも有効です。
つばが7cmある帽子なら、顔に当たる紫外線の60%をカットでき、目を守ることもできます。積極的にUVカットグッズの利用を-
日焼け止めクリーム
子ども用の肌に刺激の少ないものを選び、顔や手足にまんべんなくたっぷり塗ります。
2~3時間おきに塗りなおすと効果が持続します。
なお、虫よけスプレーなどは日焼け止めクリームの後に使いましょう。 -
UVカットウエア
最近は子ども服でもUVカット機能のあるものが増えています。
そういった洋服は日差しを遮るためにあえて肌を覆う長袖、長ズボンもあるので、時間や場所によっては利用するとよいですね。
水着についても、子ども用のラッシュガードなどが一般的になり、肌を守りながら海水浴する子どもも多くなっています。 -
子ども用サングラス
目も紫外線から守る必要がありますので、UVカットサングラスを子どもに着用させることもあるでしょう。
屋外を歩いているときや、座ってくつろいでいるときは着用すると良いですが、身体を動かす際は危険なので外しましょう。
子どもにとって適切な紫外線対策を
過度に紫外線を気にしすぎて、日中の外遊びを厳格に制限したり、体温の放熱を妨げるほどの衣類の着用は好ましくありません。
紫外線は骨を丈夫にするビタミンDをつくるメリットもあり、一日数分の日光浴は必要であるとも言われています。
日差しを上手によけて、元気に遊んで夏を過ごしたいですね。 -
日焼け止めクリーム
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2022.05.31 (火)
親力診断~あなたの親力は何点?
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質問に答えて、お父様、お母様の親力を診断します! お子様の年齢に合わせて質問にお答えください。子育ての悩みや親としての立ち振る舞いなどをアドバイスいたします。まずは親力診断Lite版(20問)をお試しください
診断結果・解説をメールにてお知らせいたします。監修スタッフ
和田まり先生 どんちゃか幼児教室で、幼児に教えること 40年。 延べ 5,000人の子ども達の成長に関わっている。 定期的に講演会を実施し、精力的に活動中。エマールみどり先生 どんちゃか幼児教室・二俣川の教室長を経て、25年にわたり授業を担当する現役講師。 「宿題ノート」など教材の開発に携わる。木暮こぐま先生 どんちゃか幼児教室サイトで年間15万PVを誇る大人気コンテンツ「子育てのヒント」ブログの執筆者。 40 年間、幼児教育を追求するベテラン。 -
2022.05.30 (月)
子育て相談~あなたの悩みに答えます!
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和田まり先生 どんちゃか幼児教室で、幼児に教えること 40年。 延べ 5,000人の子ども達の成長に関わっている。 定期的に講演会を実施し、精力的に活動中。エマールみどり先生 どんちゃか幼児教室・二俣川の教室長を経て、25年にわたり授業を担当する現役講師。 「宿題ノート」など教材の開発に携わる。木暮こぐま先生 どんちゃか幼児教室サイトで年間15万PVを誇る大人気コンテンツ「子育てのヒント」ブログの執筆者。 40 年間、幼児教育を追求するベテラン。 -
子どものしかり方
しかること
子どもにはしてはいけない事を教える必要があります。
ときには理屈ではわからないこともあるので「しかる」ということで教えます。怒ると叱るは違う- 感情的になり、自分のイライラをぶつける言動を「怒る」といいます。
- 「叱る」とは相手を正しく導くために、注意したりアドバイスしたりすることをいいます。
昨日は大丈夫だったのに、今日は親の機嫌が悪くて怒られた、などということがあると、子どもは混乱して何をしていいのか分からなくなります。
理由もわからず感情的に怒鳴られたり、理不尽に否定されたりすると、大人に対しておびえるようになり、考えることをやめてしまいます。
「怒る」ことは子どもにとって、決して良いことではありません。
子どもは正しく「叱って」ください。子どもの叱り方
子どもを叱らなければいけないときは、落ち着いた態度で、言葉に感情を乗せず、きちんと理由も一緒に、あいまいではなく具体的にいけないことを伝えます。叱るときはこんなとき危険 ・社会のなかでいけないこと ・家庭の方針に反していること子どもが行動してしまってから「これは叱るところだろうか」と考えていては間に合いません。
できれば、子どもの成長の少し前に、家庭で大切にすることを両親で一致しておくと良いでしょう。
たとえば次のようなときはしっかりと叱り、今度はどうしたらいいかをきちんと伝えましょう。-
突然道に飛び出してしまう
子どもが危険な行動をとってしまったときは、迷わず大きな声で制止してください。
そして絶対にしてはいけないこと、なぜだめなのかの理由を伝え、二度としないことを約束し、次はどのように行動するかを分かりやすく伝えます。
必要であれば、道路に出る前に止まって安全確認する、ということを親子で練習しましょう。 -
人のものを取ってしまう
人のものを取ってしまうことはいけないと、繰り返し伝えます。
相手の立場に立って、自分が取られたら嫌だよね?と理由もわかるように伝えましょう。
お友だちのおもちゃなら、貸してほしいという気持ちを伝える方法を教えたり、お店の売り物なら、勝手に取ってはいけないこと、大人に相談することを教えましょう。 -
嘘をつく
子どもの言うことが嘘だと分かっていても、本当のことを言うまで追及することが必ずしも正しい対処法ではないこともあります。
ただ、嘘をつくのはやめようとご家庭で決めていたら、それを子どもに常に伝え続けることが大切です。
また、子どもが嘘をつかずに済む関係をつくることが最も大切です。
信頼し安心できる親子関係を築く
いくら言っても言うことを聞かない、普通の声量で言葉だけで言い聞かせても直らないなど、大変苦労され、悩んでいるお父さんお母さんもいるかもしれません。
ときには身近な先輩パパママや、幼稚園・保育園の先生に相談しても良いと思います。
反抗期の子どもに対しては、真正面から向き合わない方が良いこともあります。
上手に気を逸らして、やり過ごすことも一つの対処法ですよ。
子どもが親を信頼し、家庭を安心できる場所にするために、「叱る」は大切なコミュニケーションです。
子どもは一度言っただけでは分かってくれないことは普通のことです。
とても根気のいることですが、「どうしていけないのか、どうしたらよかったのか、次はこうしよう」と粘り強く、繰り返し伝えていきましょう。
子どもの気持ちをよく聞いたり、共感して「お父さんお母さんもあなたの気持ちがよく分かる」と伝えることも大切ですね。 -
わが子をほめられますか?
子どものできないところに注目しすぎていませんか
幼稚園・保育園前までの保護者に「どんなお子さんですか」とたずねるとすぐにほめ言葉が返ってきます。「好き嫌いなく良く食べるんです」ところが幼稚園・保育園に行くようになると、親御さんの口からはマイナスな言葉が多くなります。
「良く笑います」「人見知りして人前で話さないんです」どうしてでしょうか?
「のんびり屋でだらだらしていて…」
3歳を過ぎると自我が芽生えるとともにできることも増え、だんだんその子の性格が見えてきます。
また幼稚園や保育園という社会の中に入り、親が他の子どもと比較できるようになるんですね。
比較すればおのずと、よその子の良いところに目が行き、わが子のできないところを並べてしまいがちです。
さらに輪をかけてその時期の子は親の言うことを聞かなくなるので、余計に「困った子」という印象が強くなってしまいますね。
でも、子どもはそれがまさに成長の過程であり「あるがまま」なのです。
なのに親の感じ方が変わってしまうことで、子どもの方が親の態度の変化に戸惑っているのです。「ほめる」ことで良い成長のサイクルを
子どもは絶対的にお父さんお母さんに「ほめて欲しい」ものです。
ほめられれば嬉しくなり、プラスのエネルギーが出てきます。
それは成長しようというエネルギーです。
ほめられることで、がんばった成果があったと確かめられ、またがんばるようになります。
親のほめ言葉は子どもの成長のきっかけでもあり、原動力なのです。効果的なほめ方は「具体的に」
では、やみくもにほめるのではなく、効果的なほめ方を実践してみましょう。- (承認)「すごいね!」「よくできたね!」
- (何が良いのかを明確に)「ご飯の前に一人でお片付けできたね!」
- (なぜ良いのかの理由)「片付いていると気持ちよくご飯食べられるし、すぐにお風呂に入れるよね」「お母さん、早くご飯が食べられて助かったよ」
また、結果ではなくプロセスを認めてあげてください。
できた事柄をほめるのではなく、できるまでがんばったこと、取り組もうと行動したことをほめてあげましょう。
このときに誰かと比べることはしないように注意しましょうね。NG:「○○ちゃんみたいにできたね」「○○ちゃんよりも早かったね」そして第三者に伝えてほめるのも効果的です。
とくに、子どもの良いところはその場にいなかったお父さん・お母さんにも伝えて、子どもの成長をみんなで共有して喜びましょう。
今日から、お子さんを一日1回以上、ほめてあげましょうね。
特に3歳過ぎたら意識的にほめポイントを探して、言葉にして伝えてあげてください。 -
子どものほめ方
できるようになりたい!子どもの成長
人間は今日の自分より明日はもっと大きくなっていたい、変わりたいという欲求があります。
できないことことができたとき、自分の思うように行動できたときなど、子ども自身も嬉しいものです。
それを周りがほめてあげると、そこで完結せずにもっと進歩したいという向上心が芽生えます。
ほめることで脳が活性化し知的発達も向上します。「ほめじょうず」になるには
「ほめじょうず」と言いますが、上手にほめるためには子どもの今の状態を色々な角度で知っていることが大切です。
わが子の「もう少しでできること」がいくつ言えますか?
それは偏ってはいませんか?
幼い子でも自分の今の課題は無意識ながら理解しています。
それを親もわかっていれば、ほめて欲しいときにほめてあげられます。
何をいつほめるかがとても大切だということですね。
また、どんなことをがんばって欲しいのか、ほめることによって大人の期待を伝えることができます。
子どもが何気なく行ったことをほめられ、その行動の重要性を理解するようになるということなんですね。ほめるときは愛情一杯!
ことばをつなげて、ただほめたらそれでいいのでしょうか? いいえ違います。
ほめるときは愛情をいっぱい込めてほめましょう。
ほめるということは愛情の現れでもありますし、子どもにとっては認めてもらえたことによる信頼の気持ちが育っていきます。
それが子どもの情緒安定にも役立ちます。 -
絵本の読み聞かせをしていますか?
子どものそばにいつも絵本を
絵本は知的能力を育てるだけでなく、さまざまな素晴らしい良さがあります。- 「語彙が増える」
- 「情報が豊かになる」
- 「親子のスキンシップがとれる」
- 「生活面のしつけが身につく」
- 「決まった時間に読み聞かせると、生活のリズムができる」
絵本はいつでも子ども自身が取り出しやすい所に置き、身近な存在にしましょう。
また、「毎日」「決まった時間に」「決まった場所で」に絵本の読み聞かせをする習慣をつけましょう。読み聞かせについての Q&A
絵本にまったく興味を示さないのですが…
最初は興味を示さなくても大丈夫。話の内容を理解しないで、どんどんページをめくってしまうのですが「めくる」動作がおもしろいのでしょうね。
2歳前後まではどんどんページをめくってしまってもかまいません。
めくるのを止めないようにしましょう。
読み手は開いたページの絵に合わせて、話をくりひろげてみてください。
3歳を過ぎると「次はどうなるの?」「○○ちゃんかわいそう」などストーリーにも必ず興味をもってくるはずです。
短い話なら充分理解できますので、読み聞かせを繰り返し・繰り返ししていきましょう。
話の内容が理解できなくても、小さいころからの親との「絵本タイム」を楽しむ習慣がとても大切です。いろいろな絵本を読んであげたいのですが同じ本ばかり読みたがります。同じ絵本でもおおいに結構です。
例えば、電車が好き・怪獣が好き・動物が好き・アンパンマンが好き、それぞれ個性がありますよね。
親は子どもの好きなこと、得意なことにのってあげればいいのです。
「また同じ本?!たまには違う本にしない?」などと言っていませんか?
子どもがいつも同じ本を選んぶとしたら、本当にそれが好きなんですね。
親も楽しげに「速そうな電車だね、どれが一番好き?」「この怪獣の名前はなんていうの?」「ふわふわの白い毛が可愛いうさぎさんだね」などと、絵本を通して子どもとの会話を楽しみましょう。
絵本はステキなコミュニケーションの媒体です。そのうち他の本にも興味を示しすので心配いりませんよ。読み聞かせに良い時間はいつでしょうか?親も子どもも時間にゆとりがあり、気持ちがリラックスしている時が一番いいでしょう。- 寝る前のひととき。 ごろん!としながらでもいいですね。
- お風呂上がりに。 ほてった体を鎮めながらゆっくり読んであげましょう。
- 食事の前後。何かと気ぜわしいお母さん自身も落ち着きますよ。
- 外出から帰った後。外での楽しい経験を加えながら創作的な話にしてもおもしろいです。
- お父さんが休日の時。お父さんに読んでもらって、お父さんとのコミュニケーションも楽しみましょう。