子育てのヒント
どんちゃか幼児教室 > ブログ > 子育てのヒント > 自分のことが自分でできる子[子育てヒント]
-
一覧へ戻る
自分のことが自分でできる子[子育てヒント]
「どんな子になってほしいですか?」という質問に、保護者の皆さんから多く聞かれるのが、 「自分のことは自分でできる子になってほしい」という答えです。
幼児ができる「自分のこと」とは、どのようなことでしょうか。 子どもの成長を支える大人のサポート方法と一緒にご紹介します。

1.自分で食事をする
授乳期から離乳食が始まるころまでは、大人に飲ませてもらったり、食べさせてもらったりします。
1歳を過ぎると、手づかみやスプーンを使い、汚しながらでも自分で食べようとする姿が見られるようになります。
2~3歳ごろになると、少しずつ食事のマナーを覚えながら、一人で食べられる場面が増えていきます。
1歳過ぎからの大人のサポート
- 汚しても叱らない 汚れてもよいように、エプロンを着けたり、床にビニール製のマットを敷いたりして準備しておきましょう。
- できるだけ自分で食べるように促す すぐに大人が食べさせるのではなく、まずは子ども自身がスプーンや手を使って食べようとする姿を見守りましょう。
- だらだら食べ続けない 途中で遊び始めたり、食事に集中できなくなったりしたときは、ある程度の時間で区切りをつけましょう。
- 家族と一緒に食卓を囲む 大人も子どもも同じテーブルを囲み、会話をしながら楽しく食事をしましょう。
- 食べ切れる量を盛り付ける 最初は少なめに用意し、「全部食べられた」という達成感を味わえるようにしましょう。
- 苦手なものは無理のない量から 「少しだけ食べてみようか」と声をかけ、一口やひとかけらなど、無理のない量から試してみましょう。
2.自分で起きる
幼児期から、決まった時間に眠り、朝になったら起きる生活リズムを整えていきましょう。
毎日の就寝時刻をできるだけ一定にし、夜更かしを避けることが、朝の目覚めにつながります。
生活リズムを整えるための大人のサポート
- 親子で寝る時間を決める 「そろそろ寝る時間だね。寝る準備をしよう」と声をかけ、決まった時間に布団へ入る習慣をつけましょう。
- 寝る前の流れを決める 歯磨き、着替え、絵本、消灯など、毎日同じ順番で過ごすと、眠る時間であることが分かりやすくなります。
- 日中は体を動かして遊ぶ 外遊びや室内での運動を取り入れ、昼間に十分に体を動かしましょう。
- 夕方以降の長い昼寝を避ける 遅い時間の昼寝は夜の眠りに影響することがあるため、子どもの様子を見ながら調整しましょう。
- 朝は明るい光を取り入れる カーテンを開けて部屋を明るくし、「朝だよ」と優しく声をかけましょう。

3.自分で片づける
片づけは、幼いころから少しずつ身につけられる生活習慣です。
最初からきれいに片づけることを求めるのではなく、大人と一緒に楽しみながら、使ったものを元の場所へ戻す経験を重ねましょう。
片づけを習慣にするための大人のサポート
- 片づけも遊びの一つにする 「車は車庫に入りまーす」「お人形さんをベッドに寝かせてあげようね」など、遊びの続きを楽しむように片づけます。
- 最初は大人も一緒に片づける 子どもは、何をどこへ戻せばよいのか分からないことがあります。大人が一緒に動きながら方法を伝えましょう。
- 使ったら元の場所へ戻す 遊び終わったときに、「おもちゃをおうちに帰してあげよう」と声をかけましょう。
- 片づける場所を分かりやすくする ぬいぐるみ、ブロック、車など、種類ごとに箱やかごを分けると、子どもにも片づける場所が分かりやすくなります。
- 子どもの手が届く場所に収納する おもちゃや衣類、かばんなどは、子どもが自分で出し入れできる高さに置きましょう。
- できたことを具体的に褒める 「きれいになったね」「一人で箱に入れられたね」「丁寧に片づけられたね」と、できたことを言葉にして認めましょう。
4.自分で着替える
1歳後半ごろになると、ズボンや靴下を自分で脱ごうとする姿が見られるようになります。
2歳ごろには、面ファスナーや大きなスナップなど、扱いやすいものに挑戦できるようになります。
3歳ごろになると、衣服の前後を意識したり、大きなボタンを留めようとしたりする姿も見られるようになります。
自分でやりたい気持ちはあっても、思うようにできず、怒ったり泣いたりすることもあります。 大人が必要なところだけ手伝いながら見守りましょう。
着替えを身につけるための大人のサポート
- 生活の中に着替える時間をつくる 比較的時間に余裕のある夜に、パジャマへ着替えることから始めてみましょう。
- 脱ぎ着しやすい服を選ぶ 伸縮性があり、襟ぐりや袖口が広いもの、大きなボタンや面ファスナーが付いたものなどを選びましょう。
- 時間がかかっても待つ すぐに手を出さず、子どもがどこまでできるのかを見守りましょう。
- 難しいところだけ手伝う 「ここまで自分でやってみよう」「最後だけお手伝いするね」と、全部を大人が行わないようにします。
- 子ども自身に服を選ばせる 「赤い服と青い服、どちらにする?」と選択肢を用意すると、自分で着たいという気持ちにつながります。
- できたことをたくさん認める 「自分で袖に腕を通せたね」「ズボンがはけたね」と、できた部分を具体的に褒めましょう。
「自分でできるようにする」ことは、大人が何も手伝わないことではありません。 子どもが挑戦できる環境を整え、必要なところだけ支えることが大切です。
子どもは、毎日の生活の中で小さな「できた」を重ねながら、自分でやろうとする気持ちを育てていきます。 急がせたり、ほかの子と比べたりせず、その子の成長に合わせて見守りましょう。






2021.09.18 (土)