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ハイハイの勧め
ハイハイをし始めるのは、生後6ヶ月~12か月ごろとされています。 「うちの子、いきなりつかまり立ちして歩き出したのよ。すごいでしょう!」などの自慢話を耳にすると、まだハイハイをしている我が子は遅れているのではないか・・・と焦ってはいませんか? いいえ、そんなことはありません。 ハイハイにはちゃんと意味があります。
成長・発達に与える効果
1)筋力や身体の機能を発達させる効果があります。 ①腕力をつける ②背筋力をつける ③肺筋(内臓)をきたえる 2)「手」の筋力や感覚器官を鍛える効果があります。 手は「第二の脳」といわれるほど感覚器官が集まっています。 手のひらを使うことにより、脳が鍛えられ、繊細な運動機能も発達します。 3)視野を徐々に広げていく効果があります。 第①段階 寝たままの状態の視野(上のみの視野で範囲が狭い)→ 第②段階 寝返りをうつ頃の視野(横に視野が広がる)→ 第③段階 お座りをする頃の視野(目線が少し高くなる)→ 第④段階 ハイハイをする頃の視野(動けるので視野が広がる)→ 第⑤段階 立てる頃の視野(視野の高さと範囲が自由自在) と視野の範囲を徐々に広げていく大切な過程なのです。 子どもの成長や発達は、今出来ることの反復が次の段階の準備なっているのです。 たくさんの失敗の積み重ねから、うまく調節して成功する確率を高めていくのです。 今、子ども自身がやりたがって、できることが一番無理なく成長や発達を促す近道とい えるでしょう。 また、ハイハイをしたい子には、心ゆくまでハイハイができる「何も物がない、広いスペース」などの環境を整えてあげることも大切です。そして、次は「歩く」期待を段階的に知らせていきましょう。 ※思う存分ハイハイするのを「楽しく」「ゆとりをもって」見守ってあげましょう! そして、自然に歩き出すのを楽しみにしていてくださいね。