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足の発達・成長編(2)
10ヶ月~12ヶ月
- 少しの段差ならまたぐ
- 伝え歩きをする
12ヶ月~1歳半
- 歩き始める
- ヨチヨチ歩きを始める
- 1歳3ヶ月頃になると80%の子が歩ける
1歳半~2歳
- 歩きながら振り返る
- 速く歩いたり、走ることができる
- 階段も支えてやれば、交互に足を出してのぼる
2歳~3歳
- ひとりで飛んだり跳ねたりできる
- 三輪車がこげる
- 階段も手すりがあれば上がれる
運動をつかさどる脳の発達は大人並みになる。 走ったり、飛び跳ねたりできるようになる。
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足の発達・成長編(1)
歩いたり走ったりするのは、子どもにとって重要な全身運動です。 親は「はいはいした」「立った」「一歩が出た」「歩いた」「走った」・・・と子どもの成長が楽しみですね。 今回は、生まれてから3歳ぐらいまでの【足の発達】について記してみました。
0歳~1ヶ月半
- 手足を曲げる
- ビックリすると手足を曲げ、抱きつこうとする
4ヶ月~6ヶ月
- おすわりができる
- 足の力がついて、支えて立たせると、ピョンピョン蹴る動作ができる
6ヶ月~10ヶ月
- はいはいをする
- つかまり立ちをする
- 足を支えると、足を伸ばし立っていられる
腹ばいの状態で、後ずさりをすることがある。 後ずさりを何度も繰り返した後、前に進めるようになり、はいはいができるようになる。 ※足の指に力を入れるので、「素足」で遊ばせてあげると良い。
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危険な場所をチェック(安全対策はしっかりと)
赤ちゃんが、ハイハイやつかまり立ちをしだすと、急に行動範囲が広がってきます。 言いかえれば、「家の中は危険がいっぱいの環境」ということになります。 命にかかわる誤飲やケガなどの事故が、いちばん多いのは生後7~9ヶ月頃です。 赤ちゃんのいる部屋をしっかり点検しましょう。 ポット、炊飯器、コーヒーメーカー、などの電化製品は手の届かない高いところへ 家電についているコードを引っぱってしまいがちなので、コードは子どもの手の届かないように気をつけましょう。 電気製品でやけどをしたり、頭を打ったり、切り傷をつくったり、危険がいっぱい!です。 レンジ台(ガス台・IH台)に注意 つかまり立ちができるようになると、レンジ台に手が届くようになります。 すると動くスイッチに興味を示し、親がちょっと目を離している隙に押してしまうことがあります。危険です!押しても動かないようにしておきましょう。 テーブルの上 手が届く高さのテーブルの上には、熱いコーヒー・お茶などを置かないようにしたほうが賢明です。どうしても置かなくてはならない時は端に置かないで、真ん中の方に置きましょう。 また、テーブルクロスはかけない方が安全です。赤ちゃんがテーブルクロスをひっぱってしまうと載せた物が落ち、大変危険だからです。 レンジ台(ガス台・IH台)に注意 つかまり立ちができるようになると、レンジ台に手が届くようになります。 すると動くスイッチに興味を示し、親がちょっと目を離している隙に押してしまうことがあります。危険です!押しても動かないようにしておきましょう。
たばこ・灰皿は片付けて 7~10ヶ月頃の赤ちゃんは何でも口に入れて確かめる時期です。 タバコやタバコの吸殻は、赤ちゃんの口に入ると命にかかわる大変危険なものです。 絶対に赤ちゃんの①目にはいらない②手が届かないところ に片付けておきましょう。 コンセントにはフタを 赤ちゃんは「穴」にも興味を示します。 電気コンセントにはフタをしておきましょう。 窓にはカギ・窓の近くは登るものを置かない ①ベランダに通じる窓には常に「カギ」をかけておく習慣をつける。②窓の近くに椅子やソファを置かない。などして、親の不注意による転落事故を防ぎましょう。
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のどにつまらせた
乳児や幼児は何でも口に入れて確かめることが多いです。 機嫌よく遊んでいたのに、急に苦しんだり、激しく咳き込んだりするときは、のどに異物がつまった可能性があります。 このような時は迅速な対応が必要になります。
一刻を争うときは救急車を!
気道につまって呼吸困難になり、唇の色が紫色に変わってきたら、危険です。 すぐに救急車を呼び、救急車が到着するまで吐かせる努力をしましょう。 *どうしても取り除くことができなければ、あおむけに寝かせ、首の下に枕などをあてて、気道を確保し、人工呼吸をしながら、救急車を待ちましょう。対処のしかた
イラストつまっても呼吸ができる場合は、そのまま静かに病院に運んだほうが無難です。無理に取ろうとすると、かえってつまらせてしまうことがあります。 かたいもの(ボタン・豆)をつまらせたのか、やわらかいもの(おもちなど)をつまらせたのかによって、処置は違ってきます。どちらにしても、急いで取り除かなくてはなりません。 だいじょうぶな場合やけど ケアのしかた ◆目を白黒させているので、背中をたたいたら出てきた。 吐き出した後、きげんよく遊んでいるようなら心配はない ◆小さなものを飲み込んでしまった。 ①便に出てくるまで便をチェックする。 ②便に出ない場合は病院へ連れていく ③とがったもの・ボタン電池・磁石などを飲み込んだときは、すぐ病院へ連れて行く やけど ◆呼吸困難になっている ◆唇が紫色になって、チアノーゼがでてきた ◆激しく咳き込み、苦しんでいる ◆声が出ない ケアのしかた かたいのもがつまった場合 やわらかいものがつまった場合 ・のどの奥に見えるときは、指でかき出す ・のどの奥に見えるときは、指でかき出す ・さかさにして背中を強くたたく ・片ひざを立て、子どものみぞおち部分をひざの上にのせて、頭を下げさせて、背中を強くたたく ・後ろから抱きかかえるようにして頭を下げさせ、みぞおちを強くしめる ・横向きに寝かせる ・のどの奥に異物がみえるときは、指でかき出す ・見えないときは、舌の付け根を強く押して吐かせる -
予防接種
《予防接種の目的》
『ウィルスや細菌によっておこる感染症の中には、一度かかると免疫ができて、二度とかからずにすむ』というのを利用して、実際に感染しないうちに体の中に免疫をつくろう、というのが予防接種の目的です。《予防接種の種類》
①定期接種(接種を受けるべきとして、接種年齢を定めている)―無料- BCG(結核)
- ポリオ(小児マヒ)
- 三種混合(百日ぜき、ジフテリア、破傷風)
- MR(麻疹、風疹)
- 日本脳炎
- 流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)
- 水筒(水ぼうそう)
- インフルエンザ
《受ける権利と拒否する権利》
「予防接種は必ず受けなくてはならない」という義務から、「受けた方が望ましい」というように変わりました。なぜなら、副作用がまったくないわけではないからです。しかし、感染症から子どもを守るのは親の義務です。子どもにとって必要か否かを正しい知識で判断しましょう。 ※基本的に健康な子どもが受けるもの(判断に迷ったら、医師に相談しましょう)《接種するのを注意したい場合》
◆早産などで、発育が悪い ◆心臓病、腎臓病などの病気があり、通院して治療している ◆抗生物質や卵などに対するアレルギーがある ◆医師から免疫異常を指摘されている ◆1年以内にけいれんの発作をおこした ◆前回の予防接種で発熱や湿疹などの異常がみられた ◆身近な人がその病気にかかっている ◆せきや微熱など、心配な症状がある ※当日受けられない時(具合が悪い・引越し・旅行など)は保健所か役所に連絡しましょう!
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寝る時 着せすぎ注意
冷え込む冬の夜。子どもが布団からはみ出して寝ていると、風邪を引かないか心配になる親もいるでしょう。
布団や毛布を重ねて掛けてやるが、寝汗をかいて体を冷やしてしまうこともあります。冬でも「温めすぎ」には気をつけましょう。
ある母親が「1歳10ヶ月になる子どもの寝相の悪さ驚くことがあります。毛布や布団をすっかりはねのけている日もあります。体が冷えないか心配です。」と、相談に来ました。
ある素材メーカーの話によると、「成人で快適と感じる体と衣類の隙間の温度は31~33度、・湿度は40~60%と推定されます。」とのことです。
幼児の場合は、代謝が活発で体温も高めなので、寝具との隙間の温度は成人の場合より低い方がいい。という見解があります。
睡眠環境調査によると、
①寝室が一緒でも、子どもは季節を通じて母親より多く汗をかいている。
②冬場でも4割の子どもが布団を掛けずに寝ている時間があった。
③冬場に上から掛ける寝具(毛布・布団・羽毛布団など)は3枚以上使用が3割以上」 という結果がでました。
気をつけなければならないのは「布団ははねのけられても着せた衣類は脱げない」ことです。
着せ過ぎに注意し、布団や毛布も重くならないように気をつけましょう。もちろん、靴下は履かないで素足の方がいいです。
寝汗は寝入りばなにかくので、頭や首筋に汗をかいていたら衣服の調節をしましょう。
手や足が冷たくないか、汗ばんでいないかを触って確認してみてください。 昼間の生活で大切なことは、なるべく外で遊び、冬の寒さを体験することです。
体温調節をつかさどる自律神経の発達を促し、スムースな眠りにつながるからです。 昔から「子どもは風の子」といわれて育っていくものです。体を冷やすことを過度に恐れないことも大切です。
《まとめると・・・》
*大人の感覚で暑さ、寒さを考えると着せ過ぎになりがちになるので注意!
*寝ている時に汗をかいていたら、衣類を見直す!
*寝具は重くなり過ぎないように!
*体に触れて子どもの適温をみつける! 2012・11月読売新聞家庭欄より -
肥満
肥満とは・・・
からだの脂肪組織が必要以上に増えた状態をいいます。 (実測体重―標準体重)÷ 準体重 ×100
- 20%~29%・・・軽度
- 30%~49%・・・中度
- 50%以上・・・・・高度
原因としては・・・
病気(ホルモン異常・先天異常)以外は ①過食 ②運動不足 ③不規則な生活 ④ストレス といった生活習慣がほとんどです。 消費エネルギーよりも摂取エネルギーが多いと、体脂肪として蓄えられてしまうので肥満になります。最近の傾向・・・
最近は子どもの肥満が増えてきました。 これは動物性脂肪や塩分が多い「欧米型の食生活」や「外食」や「レトルト食品の使用」が大きく影響しているといわれています。要注意・・・
子どもの時肥満だった場合、大人の肥満に移行する可能性が高いといわれています。 つまり、将来的に「高血圧」「糖尿病」などの生活習慣病をひきおこす危険を含んでいます。症状・・・
肥満になると、運動能力が落ちて動きが鈍くなります。そのために・・・- 子どもらしい活発さがなくなる。
- 性格が消極的になりがちになる。
- 外遊びを嫌がる。
治療
1.食事療法- 心身の発達がめざましい時なので、勝手な判断で食事療法をするのは危険です。
- 中度、高度の肥満の場合は大きな病院で専門医にかかるのがよいでしょう。医師と栄養士とカウンセラーと連携をとりながら指導してくれます。
- 軽度の場合は「バランスのとれた食事」をし、「体重をチェック」しながら少しづつ体重を落としていきましょう。
- 苦手な運動を強制すると、長続きしません。
- 体を動かすことの楽しさを体験できるものが良いです。
- 例えば お母さんと一緒に買い物に行ったり、家事をしたりすると自然に体が動きます。
- お父さんとは休日に公園で追いかけっこをしたり、ボールあそびをしましょう。
*「あせらず・ほめて自信つけさせて」精神的なフォローを忘れずに頑張らせましょう。
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2015.09.16 (水)
戸外での事故・けが
歩き始めるようになったら、戸外には危険なものがいっぱい!! ちょっとの時間でも目を離さないようにしましょう。 何が起こるかわかりません。日頃から、危ないことをしっかり教えておくことが大切です。
事故の種類
公園で・・・ 木に登って落ちた。ボールがあたった。 日射病になった。犬に噛まれた。池で溺れた。 自転車に乗って転んだ。ブランコやすべり台から落ちた。 道路で・・・ 自転車の車輪に足がはさまった。飛び出して車にはねられた。 自転車の前に乗せていたら、自転車が倒れた。 ベビーカーが動き出した。 その他・・・ 車のドアで手をはさんだ。ベランダの手すりの隙間から落ちた。 車の中に残しておいたら、熱射病になった。 チャイルドシートから落ちた。駐車場で車にひかれた。階段からおちた。 ケアのしかた
出血した場合 軽傷で出血量が少ない時・・ 傷口に滅菌ガーゼや清潔なタオルなどを当て、強く圧迫する。 出血量が多い時・・・・・・ 上記の処置をした上で、傷口に近い動脈を強く圧迫する。 (まっ赤な血がほとばしるように出る場合は、止血をしながら救急車を呼ぶ)(ケア) ・体をゆすったり、動かしたりしない。 ・打った場所を冷やす。 ・顔を横に向けて寝かす。 ・出血があるときは、止血をして病院へ。 *けいれんをおこした、出血がひどい、ショック状態のときはすぐ救急車を呼ぶ。
頭を打った 心配がない場合・・・・・・ 痛がっても、すぐに泣く。普段と変わりなく遊んでいる。(ケア) ・出血していたら止血をする。 ・こぶができていたら冷やす。 *しばらくは注意深く観察する。
心配な場合・・・・・・・・ ①ぼうっとしている。②吐く。③顔色が悪い。④食欲がない。(ケア) ・体をゆすったり、動かしたりしない。 ・打った場所を冷やす。 ・顔を横に向けて寝かす。 ・出血があるときは、止血をして病院へ。 *けいれんをおこした、出血がひどい、ショック状態のときはすぐ救急車を呼ぶ。
溺れた 心配がない場合・・・・・・ すぐに泣く。(ケア) ①水を吐かせる。 ②服を着替えさせて暖かくして寝かせる。
心配な場合・・・・・・・・ すぐに泣かない場合は一刻を争う。すぐに救急車を呼び大声でまわりの人を呼ぶ。 呼吸をしていなかったら、「人工呼吸や心臓マッサージ」をして救急車を待つ。 噛まれた 心配がない場合・・・・・・ 飼い犬や飼い猫にかまれた場合。(ケア) 流水で洗い、消毒液をつける。
心配な場合・・・・・・・・ 野良犬、野良猫、ネズミ、リス、ハムスターなどに噛まれた場合は要注意(ケア) 傷口を流水でよく洗って、受診する。
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手足口病(てあしくちびょう)
夏に多く流行する病気です。 病名のように、手・足・口に発疹ができる感染症です。 比較的軽いうちに治るが、感染力が強いので、うつさないように注意しましょう。 「コクサッキーウィルス」による感染症です。 潜伏期間は3~5日間で、発疹が出ている間は感染しやすいといわれています。 5歳以下の乳幼児に多い病気です。 症状は発疹だけなので、それほど心配はいりませんが、まれに*「無菌性髄膜炎」という合併症をおこすことがあります。 (頭痛・嘔吐がある場合は注意しましょう)症状
- 手足口病口の中の粘膜・舌・歯肉に赤い水疱性の発疹ができる。 (発疹が破れると痛みます)
- 手のひら・足・おしりに発疹ができる。(痛みやかゆみはありません)
- 軽い発熱や鼻水がでることがある。
- 発疹は1週間ぐらいで、乾いて消えていきます。
治療
- 安静にしていれば自然に治ります。
ケア
- 痛みもかゆみもないので、軽く考えがちですが、感染力が強いので、周囲にうつさないように気をつけましょう。
- 水分をしっかり取らせましょう。
- 口の中が痛むようであれば、味を薄くし、かたいもの・辛いもの・酸っぱいものは避けましょう。
- 食後はぬるめのお湯やお茶を飲ませ、口の中を清潔にしましょう。
- 発疹があるうちは入浴は避け、シャワーだけにしましょう。
ウィルス性髄膜炎 「コクサッキー」などのウィルス感染によるもので、合併症として発症することがあります。 症状は軽いので、心配は少ないです。
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事故から守る(2)
子どもの行動範囲で点検
ハイハイ以前のお子さんは布団や手の届くところだけ注意すれば大丈夫ですが、ハイハイができるようになると、お子さんの行動範がぐーんと広まり、全て危険区域になります。 姿勢が低い子どもは大人が気づかないような部屋の隅のゴミを食べたり、角に頭をぶつけたり、「え!どうして!」という事故が発生します。子どものようにハイハイをして周りを見渡してみましょう。特に季節ごとの暖房器具、冷房器具は要注意です。
より事故が多くなるのは歩けるようになる1歳過ぎです。行動範囲も広くなりますし、興味関心も広がります。子どもは自分の世話をしてくれる親が大好きです。歩けないときからずっと親の行動を観察しています。お母さんの化粧道具、台所用品、お父さんの大切にしているパソコンやゴルフ道具など触りたくて仕方がないのです。 歩けるようになったらまず大人が使うもの、大切にしているものなどの場所を変えましょう。引き出しなどを開けられないようにしたり、または開けられても大丈夫なように中身を入れ替えるなどの注意が必要です。お子さんの成長にあわせて行動範囲の点検を怠らないようにしましょう。