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ハイハイの勧め
ハイハイをし始めるのは、生後6ヶ月~12か月ごろとされています。
「うちの子、いきなりつかまり立ちして歩き出したのよ。すごいでしょう!」などの自慢話を耳にすると、まだハイハイをしている我が子は遅れているのではないか・・・と焦ってはいませんか?
いいえ、そんなことはありません。ハイハイにはちゃんと意味があります。成長・発達に与える効果
ハイハイによる身体の発達 効果 具体例・詳細 筋力・体の機能の発達 ・腕力をつける
・背筋の筋力を鍛える
・肺周りの筋肉を鍛える手の感覚器官を鍛える 手は「第二の脳」といわれるほど感覚器官が集まっており、手のひらを使うことにより、脳が鍛えられ繊細な運動機能も発達する 視野を広げる効果 次のような成長の過程を経て、徐々に視野の範囲が広がる - 生後すぐの「寝たままの状態」の視野は上方向のみで狭い
- 寝返りを打つ頃の視野は横方法に広がる
- お座りをする頃の視野は目線が高くなる
- ハイハイをする頃になると上下左右前後に加え、興味のある場所まで動き空間を捉えられるようになる
- 立てることになると、さらに視野の高度が高くなり、範囲が広がる
たくさんの失敗の積み重ねから、うまく調節して成功する確率を高めていくのです。
子ども自身がやりたがっていることをさせることが、成長や発達を無理なく促す一番の近道とい えるでしょう。
また、ハイハイをしたい子には、心ゆくまでハイハイができる「何も物がない、広いスペース」などの環境を整えてあげることも大切です。
※思う存分ハイハイするのを「楽しく」「ゆとりをもって」見守ってあげましょう! そして、自然に歩き出すのを楽しみにしていてくださいね。 -
雨の日の遊び
詳しく見る梅雨に入ると雨降りがつづき、外遊びができないために親も子どももストレスがたまってしまいますね。
部屋の中は散らかったおもちゃでいっぱい・・・・ 大きな声な声をはりあげる・・・ ドタバタと走り回る・・・ 親子でツンツン、プンプン、こんな関係はよくありませんね。さあ!思い切って雨でも外に出てみましょう
雨も大切な自然物と考えて、積極的に関わってみると案外楽しいものです。
例えば・・・ 長靴を履いて、レインコートを着て、「ピチャピチャ!バシャバシャ!」水たまりを歩いてみましょう。
水が跳ね上がる様子や、水の音や、しぶきがかかった時の水の冷たさなど、「五感」をフル回転させる良いチャンスです。
また、現在はほとんどの道がアスファルトですが、土のある公園で、雨でゆるくなった地面を探してみましょう。
長靴をはいて足で「グニャ!グニャ!」の感触を確かめるのも楽しいですよ。
もちろん足だけでなく、手で触ってみましょう。 雨が葉っぱを伝う様子・雨水がどこを通って流れるか・・・などをジッーとながめて観察力が養いましょう。この時、子どもだけでなく、お父さんやお母さんも一緒に遊んでみましょう。
きっと童心に戻り、楽しくて、キャッキャッとはしゃいでしまうでしょう。
一緒に遊んだことが親子の共通話題になり、寝る前の素敵なコミニュケーションになること間違いなしです。遊んだ後は…
遊んだ後はよーく手足を洗い、濡れた体を拭いておくことも大切です。
部屋に戻ったら、遊んだこと、雨に濡れた葉っぱのようすなどの絵を描いてみることをおすすめします。
また、どんちゃかの3歳の授業にある、大・中・小(テーマ:「比較」)のてるてる坊主を作ってみるのもおもしろいですよ。
『雨』と仲良くなって、楽しい梅雨どきをお過ごしください。パズルであそぼう
パズルはおすすめの玩具の一つ
良い遊具・玩具として「パズル」があげられます。
どうして良いのかというと、あたま(脳)をたくさん使うからです。
パズルの良さは「つくり出す力」・「よく考える力」・「判断する力」・「よく見る力」・「集中をする力」・「手を動かす力」・「最後までやり通す力」・「色や形を認識する力」など、たーくさんの力が身につきます。すごいですね!
特に幼児は全体を見ることが苦手です。
パズルで遊ぶと、全体を隅ずみまでよく見て、色々な角度からものを観ることを学んでいく力がついていくんですね。
パズルなんてまだ難しいんじゃないか、ピースをすぐに失くしてしまうんじゃないかなんて心配せず、どんどん遊んでみましょう。
子どもの年齢や興味に合わせて、難易度を変えれば1歳からでも遊べますよ。
手作りパズルを作ろう
身の回りのものでパズルは簡単に作れます。
わが子のお気に入りのパズルを作ってみませんか?-
大きめの絵を準備する
いらなくなった絵本や大人が絵を描いてあげても良い(少し厚みのある紙でカラフルな絵を) - 形をくりぬく(絵の形に関係なく切る)
- 年齢・能力によりピースに切り分ける(2ピースから、子どもの能力により数をきめる)
好きなキャラクター(アンパンマン・キティちゃん・のりもの・どうぶつなど)の絵がパズルになったら楽しいですね。
まずは2ピースから始めます。むずかしすぎると、すぐ飽きてしまい興味をなくしてしまいます。
パズル遊びが楽しい!と感じて、好きになってもらいましょう。おかあさん・おとうさんもいっしょに遊ぶ
キーワードは「くる・くる・くる!」「ピッタンコ!」です。
ピースは回転させて向きを変えたり、ぴったり合う場所を見つけなければならないので最初のうちは見守ってくださいね。
子どもがSOSを出したり、行き詰っているようなら「くるくるくるくるぴったんこ!」と唱えながらピースを合わせて見せてあげましょう。
完成したら、おおいに褒めて「達成感」を味あわせてあげてくださいね。食べ物をグチャグチャにしてしまう
食事の時、食べ物をグチャグチャにしてしまい、困っているとよく相談を受けます。
グチャグチャにする場合には二通りあります。■自分で食べたい気持ちがある
大人はどうしても汚れるからと手を出したり、食べさせたりしてしまいがちですが、いつまでも食べさせてあげていては「自立の芽」が育ちません。
自分で食べたがっている様子がみられたら、それは成長の証なので、むしろ大人は賛助してあげましょう。
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少々汚れても良いように準備して、叱らないで済む環境にする
- 食事の前にあらかじめテーブルの下にビニールを敷く
- ビニールのエプロンをかける
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道具は成長に合わせたものを用意する
- 手を使っても大丈夫なように、食事の前に良く手を洗う
- フォーク・スプーンは子どもが好きなもの・使いやすいものから使う
道具は使えば使うほど上手になるので、こぼしても積極的に使わせてあげましょう。
繰り返し使っていくうちにこぼさないで食べられるようになってきます。楽しみに待っていてくださいね。
■食べながら遊んでしまう
食べずに遊んでしまうときは、ほとんどの場合、おなかがいっぱいだからです。
食べたい様子がなければ、早めに「ごちそうさま」をして片づけましょう。
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テーブルの前に15~20分位着席していて食べずに遊んでいる
「せっかく作ったのに」という思いがあり残さず食べてほしいですが、おいしく食べられる時間はまたすぐにくるので、すぐに片づけるようにしましょう。 -
食べ物をおもちゃにして遊んでしまう
食べ物の感触はいつものおもちゃと違うので、遊ぶことがクセになってしまうこともあります。食べ物は遊ぶものではありません、と繰り返し教え、この場合もすぐに片づけるようにしましょう。 -
食事に集中できない
お父さん・お母さんもゆっくり食事ができていますか?食事をする子どもの目の前で大人が動き回っていると子どもが食事に集中できません。ひとりで食べていると、つまらなくなって遊びだしてしまう場合もあります。子どもと一緒に食べて、おいしいねと会話しながら食事の時間を楽しんでくださいね。
リズムであそぼう
乳幼児は音の出るものにとても興味や関心を示しますし、大好きですよね。
簡単に手作りの楽器を作って、音を出しながらお父さんお母さんとあそんでみましょう。
楽しくあそびながら「リズム感・表現力」を養えて一石二鳥ですね。
マラカスづくり その1(生後4~6ヶ月頃から)
用意するもの・・- 乳酸飲料のボトル
- 乾燥した豆類(大豆・あずきなど)・米・乾燥したマカロニ・小さな鈴
- ラップ
- 輪ゴム
つくりかた・・- 乳酸飲料のボトルをきれいに洗って乾かした後、豆や米やマカロニなどを少し入れる
- 何重かにしたラップでふたをして、輪ゴムできっちりとめる。
あそびかた・・- 子どもの前に置き、転がして出る音を楽しむ。
- 手で持てるようになったら、持って振り、音を楽しむ。
- オルゴールやCDと一緒に振って鳴らしてみる。(大人も一緒に!)
音が出るおもちゃによる育脳への効果(4カ月~)- 「マラカスを振ると音が出る」の因果関係を知る。
- 中に入っている材料によって音の違いを楽しむ。
- お父さん・お母さんとのコミュニケーションを楽しむ。
マラカスづくり その2(1歳~2歳ごろ)
用意するもの・・- 乳酸飲料のボトル2本
- 乾燥豆やマカロニなど
- ビニールテープ
つくりかた・・- 乳酸飲料のボトルを2個用意し、片方に豆やマカロニを入れ、もう片方と口と口を合わせる。
- つなぎ目をビニールテープでとめる。
あそびかた・・- 子どもの好きな音楽をBGMにして、お母さんやお父さんと一緒にマラカスを鳴らしながら、自由に体を動かしたり、踊ったりする。
音が出るおもちゃによる育脳への効果(1歳~)- 音楽に合わせて自由にからだを動かすことで、音楽を抵抗なく楽しむことができる。
- 感情の表現や自己表現がじょうずにできるようになる。
ボールであそぼう – 1歳編
1歳頃の子どもは、とにかく動くものが大好きです。
加えてこの時期は、自分と外の世界とのつながりや関係を作っていく時期なんですね。
お父さんやお母さんとのボールあそびは、「親子のいい関係」をつくるとても良い遊びなので、ポイントを押さえて楽しく遊んでみましょう。ボールあそびの準備
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市販のボール
* いろいろな「大きさ」「硬さ」「色」「材質」が違うもの。
* 材質―スポンジ・ビニール・プラスチック(ピンポンボール)・ゴム -
手作りのボール
* 布やタオル地ボール(袋状の中に紙や布や豆を入れる)・カプセルおもちゃの空き容器ボール(中に細かいものを入れて音を楽しむ)など
遊び方
この時期は模倣期なので、大人が遊ぶ姿を子どもに見せましょう。
すぐに真似をしたがりますよ。
まずは、大人が楽しそうに遊んで見せましょう。
その後すぐに、子どもに向かってやさしくボールを転がしてみます。
子どももボールを転がせるようになったら、キャッチボールができますね。
遊び方は自由です。いろいろ考えて工夫をしてみましょう。
バウンドさせてキャッチ、箱を使って玉入れ、的当てなどもよいですね。
「コミュニケーション」が大切な時期なので、ボールあそびは親子のコミュニケーションにもとても良いです。楽しく遊んでくださいね。ボールで遊ぶときの声がけ
遊ぶときにはたくさん声がけしましょう。
遊びの中でたくさんの言葉を聞いて『五感』の刺激を受けることは、この頃の子どもにとってとても大切な経験です。-
子どもの名前を呼ぶ
「○○ちゃん、ボールがいくよー!」や「○○ちゃん、ボールをコロコロころがしてね」、「○○ちゃんじょうず!じょうず!」など -
ボールを触った感覚を言葉にしてみる
「柔らかいね」「硬いね」「ざらざらしているね」「つるつるしているね」「ふわふわしているね」「重いね」「軽いね」 -
ボールの動きを言葉にして観察させる
「よーく見ててね」と言って、動くボールを追って見る(追視をさせる)
ものをよく見る習慣がつき、「集中力」がつきますよ
ハサミで遊ぼう – Ⅱ
はさみ上手になるステップ
どんな道具でも使い方にはステップがあります。
ハサミもこのステップを繰り返すことで上手に使えるようになります。
ハサミは生活の中で日常的に使われる道具ですから、幼いときから十分に使いこなせるようになると手の巧緻性が高まり、創作意欲もわいてきますよ。
ステップⅠ(2歳児)はじめはハサミを使うコツを教えましょう。(Ⅰ-①で紹介)- ハリがあって持ちやすい紙のテープ(画用紙や葉書の硬さ・幅2㎝くらいの帯状)を用意します。
- これを端からチョキッと切り落とします。
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ハサミの開閉に慣れるために、これを繰り返し、何回もやってみましょう。
子どもの手元に注意しながら大人も一緒にやって見せてあげてくださいね。
ステップⅡ(3歳児)次に紙を長く切る練習です。- ハサミの刃元で切り、刃先まで閉じないで、繰り返し開いてまっすぐ前に切り進みます。
- ハサミは大きく開いてから進めます。
- 続けて長く切ることを繰り返し練習してみましょう。
ステップⅢ(4歳児))いろいろな切り方を練習します。-
ハサミを止めて方向を変えながら切る(ジグザグ切り)練習
紙を持つ手を持ち替えて切るのがコツです。 -
曲線を切る練習
前へ切り進ませ、持つ紙の方を動かします。 -
円を切る練習
円の線を描いておきます。
ジグザグ、曲線と同じように、紙の方を持ち替えて回しながら切ります。
ステップⅣ(5歳児)応用編です。思い通りの形に切る楽しさを味わいましょう。- 紙に描いた線の通りに切る練習
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山型(△)の形に切り落とす練習
(角をしっかり尖らせるにはどう切ればよいでしょうか?) -
絵を切り抜く
大きい紙の場合は、すぐに形を切ろうとせず、絵の輪郭をだいたい切ってから、あらためてじっくり線に沿って切ると切りやすくなります。
慣れてきたらあまり細かく助言しすぎないようにして、ハサミを楽しく使ってくださいね。ハサミで遊ぼう – Ⅰ
ハサミは2歳くらいから持たせることができます。
落ちついて大人の話を聞くことができ、やっても良いこと、あぶないことが分かるようになったら、子どもの様子を見ながら、ハサミを使う練習を始めてみましょう。よいハサミは切れるハサミ―①
子どもに初めて持たせるハサミは、よく切れるハサミが良いでしょう。
ハサミはよく切れるからおもしろいのです。
手がまだ自由に動かせないからこそ、「切れる」楽しさから「もっとやりたい」気持ちを呼び起こしてあげたいですね。
おもちゃのようなハサミはビス(支点)がグラグラしていたり、プラスチック製だとそもそも大人でも上手く切れない場合が多く、楽しくない上にかえって危険です。よいハサミは子ども手にぴったりのハサミ―②
右利き用、左利き用はきちんと使い分けてあげましょう。
柄の小さい方の穴に親指、大きい方の穴に人差し指、中指、薬指の3本を入れてぴったり穴が埋まると、ハサミが固定して切りやすいです。
穴が大きくブカブカな場合は、布を巻いて穴をぴったりに調節するとよいでしょう。
きつ過ぎないこと、ゆる過ぎないことが大切です。
子どもの手の大きさは成長に伴い大きくなるので、ぴったりしたサイズのものをその都度買い換えてあげましょう。安全なハサミ―③
上記に書いたように、子どもの手に合ったもので、刃先が丸く安全な子ども用のハサミを選んでください。
また、扱い方も最初に教えましょう。
ハサミのさやがある場合は、使い終わったら必ずさやに入れること。
ハサミの受渡しには、閉じた刃の方を持ち、柄を相手に向けて渡す習慣を身につけましょう。はさみの正しい使い方―④
ハサミを上手に扱えるようになるためには、正しい使い方をはじめから習慣づける必要があります。
悪い癖がついてしまうと、直すのも苦労しますし、なかなか上手にならずハサミを使うのが嫌いになってしまいますよ。 ハサミを使うときの正しい姿勢と使い方
- ハサミを使うときは必ず座る
- 体の正面でハサミを持つ
- わきを締めてハサミを持つ(わきを閉めないとハサミが横向きになってしまう)
- ハサミを体に対して垂直に固定させて持つ
- なるべくハサミの奥を使う
- まっすぐ切り進む時は、刃先までしめきらず、すぐにハサミを開いて切り進める ※以上が基本です。次回は上手になるステップを紹介します。
2021.05.18 (火)
ぽこぽこコース 入会プレゼント!
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[2021年度 ぽこぽこコース] 2020年4月2日~2021年4月1日生まれ(※生後6ヶ月以上)のお子さま対象クラスです。選べる!入会プレゼント
ボーネルンド ファンラーニング かたちで遊ぼう!「どうぶつえん」
ボーネルンド ファンラーニング ひもとおし「どうぶつのパレード」
チック症
チック症とは
チック症とは、本人の意思とは関係なく、突然声を発したり不規則に体が動いたりする不随意運動による脳神経の病気のことです。
4歳以降の5人に1人は、なんらかの症状がみられるといわれています。
多くは軽いものであり、1年以内に自然と症状がなくなるケースがほとんどで、病気と診断されることはまれです。
女児に比べて2~3倍男児に多くみられる傾向があり、10~12歳の頃に最も症状が激しくなるといわれています。
チック症は運動チックと音声チックに大別され、それぞれ単純性と複雑性に分けられます。
その中で、症状が1年以内に消失するものを一過性チック、運動か音声のいずれかが1年以上続くものを慢性チック、両者が1年以上続くものをトゥレット症候群といいます。運動チック
◆単純性- まばたきが多い/目をぱちぱちさせる/白目をむく
- 首を左右上下に振るなど、首を曲げる
- 顔をしかめる/鼻をならす・ひくひくする
- 口を曲げる/舌を出す
◆複雑性- 身体をのけぞらせる
- 匂いを執拗に嗅ぐ
- 腕を振る・回す・屈伸
- 手を叩く/物や人を蹴ったり叩いたりする
音声チック
◆単純性- 風邪でもないのに咳払いや咳をする
- 必要以上に鼻をクンクン鳴らす
- 舌を鳴らす
- 「アッアッ」「ん、ん」など声を出す
◆複雑性- 同じことを大声で何度も繰り返す
- 不謹慎な言葉や汚い言葉・わいせつな言葉を発する
- 他人の言葉をオウム返しする
- 自分が言った言葉を繰り返して言う
チック症の原因
チック症の原因は、根本的にはまだ解明されていません。
家系内で多くみられる傾向があり、遺伝的な要因が関与していることが考えられています。
別の病気や感染症が誘因になると考える研究者もいますが、明確なことは分かっておらず、現時点でもまだ研究途上の病気であるといえます。チック症の治療・対処法
チック症は、周囲の人には特異な動きをしているように見えても、本人は意図してやっているわけではありません。
そのため、罰を与えたり、行動を制限したりすることは意味がないばかりか、むしろ症状を悪化させることがあり悪影響です。
症状が軽度であれば、心配する必要はないと安心させることが最善の治療になる場合が多く、家族が病気を理解し、学校の先生や友達にも病気について説明し理解が得られているのであれば、治療は行われないことがほとんどです。
具体的な治療が必要な場合には、行動療法や投薬による治療も選択肢にあるようなので、まずは気になることがあれば早めに医師に相談しましょう。
いずれにしても、適切な対応を周囲の大人が理解して、子どもが安心して過ごせる環境を作ってあげることがとても大切です。