子育てのヒント
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トイレトレーニング[子育てヒント]
どんちゃか幼児教室の面談で、保護者の方から多く寄せられるご質問の一つが、 「トイレトレーニング」についてです。
始める時期や進め方には個人差があります。 子どもの発達や興味、ご家庭の状況に合わせ、焦らず進めていきましょう。
なぜトイレトレーニングが必要なのですか?- 排泄の感覚に気づき、自分で伝える経験につながるため
- 尿意や便意を感じ、トイレまで待つという経験を重ねるため
- 食事や着替えと同じように、生活習慣の一つとして身につけるため
- 自分でできたという経験が、達成感や自信につながるため
いつから始めたらよいのでしょうか?年齢だけで決めるのではなく、子どもの体や言葉の発達、排泄の間隔、トイレへの興味などを見ながら始めましょう。
2歳前後に始める家庭も多くありますが、スムーズに進む子もいれば、時間をかけて慣れていく子もいます。
始める準備が整ってきたサイン
- 一人で安定して歩ける
- 便座やおまるに、安定した姿勢で座れる
- おしっこの間隔が少しずつ長くなっている
- 「出た」「いや」など、言葉やしぐさで気持ちを伝えられる
- 簡単な大人の言葉を理解できる
- 大人の動作をまねることができる
子どもの準備をチェックしてみましょう
- トイレまで歩いて行ける
- おまるや便座に安定して座っていられる
- 大人の問いかけに「うん」「いや」などで答えられる
- おしっこの間隔がある程度空くようになってきた
- 言葉やしぐさで自分の気持ちを伝えられる
- 大人のまねをすることに興味がある
大人側の準備も確認しましょう
- 失敗しても落ち着いて対応できる時間と気持ちの余裕がある
- 子どものペースに合わせ、急がずに取り組める
- 家族で進め方や声かけを共有できている
- 入園や引っ越しなど、大きな環境変化と重なっていない
チェック項目がすべてできていなくても問題ありません。 子どもの様子を見ながら、無理のない時期を選びましょう。
トイレトレーニングを始める季節は、いつがよいですか?春から夏は始めやすい季節です
薄着で衣服を脱ぎ着しやすく、洗濯物も乾きやすいため、大人の負担を減らしやすい時期です。
ただし、季節よりも子どもの準備や興味の方が大切です。 嫌がる様子が強いときは、一度休み、別の時期に再開しても構いません。
保育園や幼稚園とは、どのように連携したらよいですか?保育園に通っている場合
園でトイレに誘う時間や声かけ、使用している便座などを確認し、家庭でもできるだけ同じ流れを取り入れましょう。
成功した時間や失敗した状況なども保育士と共有し、家庭と園で協力して進めることが大切です。
幼稚園へ入園する場合
園によって入園時の対応は異なります。 トイレトレーニングが完了していない場合は、事前に園へ相談しましょう。
無理に間に合わせようとせず、着替えや対応方法について園と確認しながら進めてください。
トイレトレーニングのウォーミングアップ
本格的に始める前から、排泄やトイレを身近に感じられる声かけを取り入れてみましょう。
- おむつを替えるときに、「濡れて気持ちが悪かったね」「きれいになって気持ちがいいね」と声をかけます。
- 大人と一緒にトイレへ行き、トイレが何をする場所なのかを伝えます。
- 絵本や人形遊びを使い、トイレに座る様子を見せます。
- おまるや補助便座を見える場所に置き、慣れる時間をつくります。
最初から排泄を成功させることよりも、トイレや便座を怖がらずに近づけることを目標にしましょう。
トイレトレーニングの進め方
ステップ1 排泄とトイレを結び付ける
- おむつを確認し、おしっこの間隔を把握する
- おしっこやうんちが出たことを言葉で伝える
- トイレやおまるに誘ってみる
- 座れたら、排泄できなくても認めてあげる
無理に座らせると、トイレへの苦手意識につながることがあります。 嫌がったときは、すぐに切り上げましょう。
ステップ2 便座やおまるに座ってみる
おまるを使う場合は、足の裏が床につき、安定して座れるものを選びます。
補助便座を使う場合は、踏み台などを用意し、足がぶらぶらしないようにすると安心して力を入れやすくなります。
- トイレに入る
- 衣服を下ろす
- 便座に座る
- 紙で拭く
- 水を流す
- 手を洗う
ステップ3 生活の節目でトイレに誘う
長時間座らせるのではなく、生活の流れに合わせて短時間だけ誘ってみましょう。
- 起きた後
- 食事の前後
- 外出する前
- 入浴前
- 寝る前
ステップ4 言葉で伝える練習をする
大人が「おしっこが出たね」「うんちが出たね」と言葉にすることで、子どもも少しずつ排泄と言葉を結び付けられるようになります。
自分から「出た」「トイレ」と伝えられたときは、結果にかかわらず、 「教えてくれてありがとう」と認めてあげましょう。
お気に入りのパンツシールとカレンダーステップ5 日中にパンツで過ごしてみる
家で落ち着いて過ごせる日に、短い時間からパンツを試してみましょう。
失敗を繰り返しながら、「濡れると気持ちが悪い」「出る前にトイレへ行く」という感覚を少しずつ覚えていきます。
失敗しても叱らず、淡々と着替えや片付けをしましょう。
ステップ6 外出時や夜間に挑戦する
日中の排泄が安定してから、外出時や夜間のおむつを外す時期を考えます。
外出するときの準備
- 外出先のトイレを事前に確認する
- 脱ぎ着しやすい服を選ぶ
- 着替えや袋を多めに持つ
- 短時間の外出から始める
夜間の排泄は、日中のトイレトレーニングとは別に考えましょう。 膀胱や睡眠中の体の発達が整う時期には個人差があるため、朝までおむつが濡れない日が増えてから検討します。
どうして失敗ばかりするのでしょうか?トイレトレーニングに失敗はつきものです。 尿意に気づくこと、我慢すること、衣服を脱ぐこと、便座に座ることなど、子どもは多くの動作を少しずつ覚えています。
成功するまでに時間がかかることは珍しくありません。 失敗することも練習の一部と考え、焦らずに見守りましょう。
失敗したときに叱ってもよいですか?失敗したことを叱ると、排泄を我慢したり、トイレを怖がったりすることがあります。 失敗しても責めず、「着替えようね」「次はトイレでしてみようね」と落ち着いて対応しましょう。
避けたい言葉
- 「また失敗したの?」
- 「ダメでしょう」
- 「赤ちゃんみたい」
- 「もう大変!」
楽しく続けるには、どうしたらよいですか?トイレを怖い場所ではなく、安心して行ける場所にする工夫を取り入れましょう。
- 好きなキャラクターや絵を飾る
- 短い歌を歌いながらトイレへ行く
- 座れたらシールを貼る
- トイレを題材にした絵本を読む
- 子どもが選んだパンツを用意する
トイレトレーニングで大切にしたいこと
- トイレトレーニングが原因で、親子ともにつらくならないようにしましょう。
- ほかの子どもと比べず、その子のペースを大切にしましょう。
- 弟や妹の誕生、入園、引っ越しなどをきっかけに、一時的に後戻りすることもあります。
- うまく進まないときは一度休み、時間を置いて再開しても構いません。
- 慣れてきたら、自宅以外のトイレも少しずつ経験してみましょう。
トイレトレーニングは、短期間で完成させることが目的ではありません。 子どもの発達や気持ちに合わせ、できたことを一つずつ認めながら、焦らず進めていきましょう。排尿時に痛がる、便秘が続く、極端に排泄を我慢する、尿の回数や量が気になるなどの様子がある場合は、小児科などの医療機関へ相談してください。






2025.09.26 (金)