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子育てのヒント

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  • [子育てヒント]歩き始めの早い遅い

    2022.02.01 (火)

    『這えば立て、立てば歩めの、親心』

    昔からこのように言われているように、お父さん・お母さんは、子どもの成長を楽しみにしながら、少しでも早く成長してほしいと願うものです。

    歩き始める時期には、大きな個人差があります。 周囲の子どもと比べて焦らず、その子なりの成長をゆっくり見守りましょう。

    子どもは、寝返り、おすわり、はいはい、つかまり立ち、伝い歩きなど、さまざまな経験を重ねながら、少しずつ歩くための力を身につけていきます。

    赤ちゃんに見られる「原始歩行」

    生後間もない赤ちゃんを両脇から支え、足の裏を床などに触れさせると、両足を交互に出して歩くような動きをすることがあります。

    これは、赤ちゃんに生まれつき備わっている原始反射の一つで、成長とともに自然に見られなくなります。

    歩き始めた子どもを見守る様子

    1歳前後になると、個人差はありますが、少しずつ立ったり歩いたりする動きが見られるようになります。

    10~12カ月ごろ

    1. 家具などにつかまって立つ
    2. 家具につかまりながら横に移動する

    つかまり立ちができるようになると、家具などにつかまったまま、少しずつ横へ移動する伝い歩きが始まります。

    つかまり立ちを始めたら、家具が倒れないように固定し、テーブルの角や床にある小さな物など、室内の安全を確認しましょう。

    1歳~1歳6カ月ごろ

    1. 支えなしで短い時間立つ
    2. 数歩、自分で歩いてみる
    3. 少しずつ一人歩きが安定する

    最初は両足を広げ、手を上げながら、ゆっくりとバランスを取って歩きます。 転びながら何度も挑戦することで、歩く動きが少しずつ安定していきます。

    18カ月ごろには、支えにつかまらずに歩く姿が多くの子どもに見られるようになりますが、発達の進み方には個人差があります。

    1歳6カ月~2歳ごろ

    1. 安定して歩く
    2. 早歩きや小走りをする
    3. 後ろ向きに歩いてみる

    歩くことに慣れると、動く速さや方向にも変化が見られるようになります。 段差を上ったり、ボールを追いかけたりするなど、遊びの幅も広がります。

    歩き方や運動の得意・不得意には個人差があります。 他の子どもと比べず、本人が安全に体を動かせる機会をつくりましょう。

    2歳~5歳ごろ

    1. 走る
    2. 階段を上る
    3. 両足をそろえて跳ぶ
    4. 片足で立つ
    5. 遊具に上る
    6. 速さや方向を変えて動く

    幼児期には、走る、跳ぶ、上る、投げるなど、全身を使った動きが少しずつ増えていきます。

    外遊びや公園遊びなどを通して、無理のない範囲でさまざまな動きを経験させてあげましょう。

    ちょっと心配 Q&A

    質問

    1歳6カ月になりますが、まだ一人で歩きません。大丈夫でしょうか?

    回答

    歩き始める時期には個人差があります。無理に歩かせず、子ども自身が動こうとする気持ちを見守りましょう。

    興味のあるおもちゃを少し離れた場所に置くなど、安全な環境の中で、自然に動きたくなるきっかけをつくってみましょう。

    1歩でも歩けたときには、「歩けたね」と笑顔で認めてあげてください。

    18カ月を過ぎても支えなしで歩く様子がない、左右の動きに大きな差がある、以前できていた動きができなくなったなど、気になる様子がある場合は、乳幼児健診や小児科で相談しましょう。

    質問

    O脚のように見えて心配です。

    回答

    歩き始めの時期に、脚が外側へ曲がって見えることは珍しくありません。

    多くの場合は成長とともに少しずつ変化していきます。 片脚だけが大きく曲がっている、変形が強くなっている、痛がる、3歳を過ぎても強いO脚が続くなどの場合は、小児科や整形外科へ相談しましょう。

    質問

    歩き始めの子どもに、おすすめの遊びはありますか?

    回答

    親子で楽しみながら、さまざまな方向へ体を動かす遊びを取り入れてみましょう。

    カニ歩き 親子で横向きになり、ゆっくり横へ歩きます。
    風船遊び 落ちてくる風船を追いかけたり、手で触ったりして遊びます。
    ペンギン歩き 子どもを大人の足の甲に乗せ、両手をつないでゆっくり歩きます。

    転倒や衝突を防ぐため、周囲を片付け、大人がすぐに支えられる状態で遊びましょう。

    質問

    歩き始めの靴は、どのように選べばよいですか?

    回答

    室内では無理に靴を履かせる必要はありません。屋外を歩くようになったら、足を守るための靴を用意しましょう。

    1. つま先にゆとりがある

      指を動かせる幅があり、つま先が窮屈にならない靴を選びましょう。

    2. 靴底が適度に曲がる

      歩く動きに合わせて、足の指の付け根付近で自然に曲がる靴が適しています。

    3. 滑りにくい

      靴底に滑り止めがあり、安定して歩けるものを選びましょう。

    4. かかとが安定する

      かかとが靴の中で大きく動かず、面ファスナーなどで足を固定できるものがおすすめです。

    5. 足に合ったサイズを選ぶ

      つま先には指1本分程度のゆとりを持たせ、きつ過ぎたり、大き過ぎたりしないサイズを選びましょう。

    6. 定期的にサイズを確認する

      子どもの足は成長が早いため、月に1回程度、つま先や横幅が窮屈になっていないか確認しましょう。

    歩き始める時期や運動の得意・不得意には個人差があります。 周囲の子どもと比べず、子どもが自分から動こうとする気持ちを大切にしながら、安全な環境で成長を見守りましょう。
    歩き方や姿勢、脚の形について気になることがある場合は、自己判断で特別な運動をさせたり、矯正用の靴を使用したりせず、乳幼児健診や小児科、整形外科などで相談してください。

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