
普段ご家庭で、どんな音楽を聞いていますか?
お父さんやお母さんや子どもの好きな音楽をBGMとして流していますか?
時にはクラシック音楽はいかがですか?
お薦めクラシック音楽の紹介をします。
参考にして豊かな日常にしてください。
朝の目覚めのBGM
| 曲名 |
作曲家 |
曲の特徴 |
| 愛の挨拶 |
エルガー |
愛らしい曲調を持ったこの曲は行進曲の「威風堂々」で知られる作曲家エルガーの作。後に妻となるキャロラインに贈った曲で、娘カリスに捧げた曲でもある。 |
| 春に寄す |
グリーグ |
グリーグのピアノ曲集の中の1曲。
春の息吹と自然の美しい情景が目に浮かぶような叙情的な作品。 |
| ペールギュント〈朝〉 |
グリーグ |
日の出を表す朝の清々しい様子がフルートによって奏でられ、森のざわめきが情感豊かに表されている。 |
| ラルゴ |
ヘンデル |
『オンブラ・マイ・フ』という曲。
曲名は「ラルゴ」の速度記号からつけられた。伸びやかで、明るく、優しくて、柔らかい曲。 |
| 四季「春」 |
ヴィヴァルディ |
春の到来を喜び、さえずり歌う小鳥たちや、嵐の様子を描写している。
楽しげで、陽気な曲想は朝の気分にふさわしい曲。 |
※朝、クラシック曲で目覚めるなんて素敵ですね。
親も子どもも、さわやかで優雅な気持ちで一日がスタートするはずです。
一日の善し悪しは、朝の気分で決まります。
是非、朝目覚めの時はクラシック曲をかけてあげましょう。
食事中のBGM
| 曲名 |
作曲家 |
曲の特徴 |
| メヌエット |
ポッケリーニ |
穏やかでありながら、生気のあるバイオリン曲。
ゆらゆらと揺れるようなゆったりとしたモチーフ。 |
| メヌエット |
ビゼー |
戯曲「アルルの女」の中の管弦楽曲。
フルート・ハープ・オーケストラのコントラストが特徴。
わかりやすく、美しい旋律。 |
| セレナード |
ハイドン(ホーフシュテッター) |
弾む、明るく、親しみやすい、美しい旋律。 |
| シンコぺーデットクロック |
ルロイ=
アンダーソン |
正確に一定のリズムを刻む時計の音で表現。
コミカルさとユーモアがある曲。 |
※食事中はテレビを消していますか?
テレビを観ながらの食事は食事に集中できず、親子の会話も弾みません。
クラッシック曲をBGMにかけて、楽しく優雅な気持ちで食事をとってみましょう。
座って何かに取り組むときのBGM
| 曲名 |
作曲家 |
曲の特徴 |
| おもちゃの交響曲 |
レオポルド・
モーツァルト |
おもちゃ(がらがら・ラッパ・鳥の鳴き声)の楽器を取り入れた楽しい曲。 |
| ガヴォット |
ゴセック |
ヴァイオリンと管弦楽のための曲。
単純な伴奏で、スタッカートで歌われる旋律が愛らしい曲調。 |
| ユーモレスク |
ドボルザーク |
ドボルザークがアメリカ滞在中の夏に作った曲。ピアノのための小曲集。 |
| アイネハイネナハトムジーク
第2楽章 |
モーツァルト |
モーツァルトの楽曲の中でも非常に有名な曲の一つ。ドイツ語で「小さな夜の曲」という意味。 |
※子どもが大好きな遊びに集中している時は、そーっとしておきましょう。
親の都合で話しかけたりすると、集中力が途切れてしまいます。
それよりクラッシック曲をBGMにかけて、より集中力を高めるといいですよ。
おやすみのBGM
| 曲名 |
作曲家 |
曲の特徴 |
| トロイメライ |
シューマン |
「子どもの情景」の中の有名なピアノ曲。トロイメライは『夢み心地』という意味。 |
| 白鳥 |
サン・サーンス |
「動物の謝肉祭」の第13曲の1曲。
チェロで演奏される旋律が美しい名曲 |
| アベ・マリア |
シューベルト |
伸びやかで、暖かく、優しい曲想は、シューベルトの歌曲の中では最も人気の高い曲。 |
| 野ばらに寄せて |
マクダウェル |
ピアノ小曲集「森のスケッチ」の1曲。
ニューイングランドの森の自然を描写し、森の中で静かに咲いている「のばら」をイメージした曲。優しく、ゆったりした曲想が寝る時にふさわしい。 |
| G線上のアリア |
バッハ |
穏やかで、優雅で、荘厳な美しさに溢れているメロディー。
アリアとは美しい旋律のゆっくりとした舞曲を意味している。 |
※テレビを消し、部屋を薄暗くして、上記のような落ち着いた、ゆったりとした曲を流すと、自然に瞼が下がり、静かな眠りにつくはずです。
親も静かな時間を子どもと一緒に過ごしてはいかがですか?
クラシック音楽は、普段日常では 聴く機会が少ないかもしれません。
しかし、クラシック音楽は、物事の発想や想像力を司る『右脳』を刺激し、活性化させるのだそうです。
たまにはCDショップに立ち寄って視聴したり、YouTubeで聴いて、上記の曲を参考にして、気に入った曲があったら購入することをお勧めします。
ぜひこの機会にクラシック音楽に親しんでみましょう。