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子育てのヒント

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  • 子どものしかり方

    2022.05.24 (火)

    しかること

    子どもにはしてはいけない事を教える必要があります。
    ときには理屈ではわからないこともあるので「しかる」ということで教えます。
    怒ると叱るは違う
    • 感情的になり、自分のイライラをぶつける言動を「怒る」といいます。
    • 「叱る」とは相手を正しく導くために、注意したりアドバイスしたりすることをいいます。
    昨日は大丈夫だったのに、今日は親の機嫌が悪くて怒られた、などということがあると、子どもは混乱して何をしていいのか分からなくなります。
    理由もわからず感情的に怒鳴られたり、理不尽に否定されたりすると、大人に対しておびえるようになり、考えることをやめてしまいます。
    「怒る」ことは子どもにとって、決して良いことではありません。
    子どもは正しく「叱って」ください。

    子どもの叱り方

    子どもを叱らなければいけないときは、落ち着いた態度で、言葉に感情を乗せず、きちんと理由も一緒に、あいまいではなく具体的にいけないことを伝えます
    叱るときはこんなとき
    危険 ・社会のなかでいけないこと ・家庭の方針に反していること
    子どもが行動してしまってから「これは叱るところだろうか」と考えていては間に合いません。
    できれば、子どもの成長の少し前に、家庭で大切にすることを両親で一致しておくと良いでしょう。
    たとえば次のようなときはしっかりと叱り、今度はどうしたらいいかをきちんと伝えましょう。
    • 突然道に飛び出してしまう
      子どもが危険な行動をとってしまったときは、迷わず大きな声で制止してください。
      そして絶対にしてはいけないこと、なぜだめなのかの理由を伝え、二度としないことを約束し、次はどのように行動するかを分かりやすく伝えます。
      必要であれば、道路に出る前に止まって安全確認する、ということを親子で練習しましょう。
    • 人のものを取ってしまう
      人のものを取ってしまうことはいけないと、繰り返し伝えます。
      相手の立場に立って、自分が取られたら嫌だよね?と理由もわかるように伝えましょう。
      お友だちのおもちゃなら、貸してほしいという気持ちを伝える方法を教えたり、お店の売り物なら、勝手に取ってはいけないこと、大人に相談することを教えましょう。
    • 嘘をつく
      子どもの言うことが嘘だと分かっていても、本当のことを言うまで追及することが必ずしも正しい対処法ではないこともあります。
      ただ、嘘をつくのはやめようとご家庭で決めていたら、それを子どもに常に伝え続けることが大切です。
      また、子どもが嘘をつかずに済む関係をつくることが最も大切です。

    信頼し安心できる親子関係を築く

    いくら言っても言うことを聞かない、普通の声量で言葉だけで言い聞かせても直らないなど、大変苦労され、悩んでいるお父さんお母さんもいるかもしれません。
    ときには身近な先輩パパママや、幼稚園・保育園の先生に相談しても良いと思います。
    反抗期の子どもに対しては、真正面から向き合わない方が良いこともあります。
    上手に気を逸らして、やり過ごすことも一つの対処法ですよ。
    子どもが親を信頼し、家庭を安心できる場所にするために、「叱る」は大切なコミュニケーションです。
    子どもは一度言っただけでは分かってくれないことは普通のことです。
    とても根気のいることですが、「どうしていけないのか、どうしたらよかったのか、次はこうしよう」と粘り強く、繰り返し伝えていきましょう。
    子どもの気持ちをよく聞いたり、共感して「お父さんお母さんもあなたの気持ちがよく分かる」と伝えることも大切ですね。

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