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子育てのヒント

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  • 寝る時 着せすぎ注意

    2015.09.16 (水)
    寝る時 着せすぎ注意1
    冷え込む冬の夜。子どもが布団からはみ出して寝ていると、風邪を引かないか心配になる親もいるでしょう。
    布団や毛布を重ねて掛けてやるが、寝汗をかいて体を冷やしてしまうこともあります。冬でも「温めすぎ」には気をつけましょう。
    ある母親が「1歳10ヶ月になる子どもの寝相の悪さ驚くことがあります。毛布や布団をすっかりはねのけている日もあります。体が冷えないか心配です。」と、相談に来ました。

    ある素材メーカーの話によると、「成人で快適と感じる体と衣類の隙間の温度は31~33度、・湿度は40~60%と推定されます。」とのことです。
    幼児の場合は、代謝が活発で体温も高めなので、寝具との隙間の温度は成人の場合より低い方がいい。という見解があります。
    睡眠環境調査によると、
    ①寝室が一緒でも、子どもは季節を通じて母親より多く汗をかいている。
    ②冬場でも4割の子どもが布団を掛けずに寝ている時間があった。
    ③冬場に上から掛ける寝具(毛布・布団・羽毛布団など)は3枚以上使用が3割以上」
    という結果がでました。
    気をつけなければならないのは「布団ははねのけられても着せた衣類は脱げない」ことです。

    着せ過ぎに注意し、布団や毛布も重くならないように気をつけましょう。もちろん、靴下は履かないで素足の方がいいです。

    寝る時 着せすぎ注意2
    寝汗は寝入りばなにかくので、頭や首筋に汗をかいていたら衣服の調節をしましょう。
    手や足が冷たくないか、汗ばんでいないかを触って確認してみてください。 昼間の生活で大切なことは、なるべく外で遊び、冬の寒さを体験することです。
    体温調節をつかさどる自律神経の発達を促し、スムースな眠りにつながるからです。 昔から「子どもは風の子」といわれて育っていくものです。体を冷やすことを過度に恐れないことも大切です。

    《まとめると・・・》

    *大人の感覚で暑さ、寒さを考えると着せ過ぎになりがちになるので注意!
    *寝ている時に汗をかいていたら、衣類を見直す!
    *寝具は重くなり過ぎないように!
    *体に触れて子どもの適温をみつける!
      2012・11月読売新聞家庭欄より   

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