どんちゃか幼児教室の個人面談で一番多い相談内容が「わがまま」についてです。
特に、すくすくコース(2歳クラス)・きらきらコース(3歳クラス)が多いようです。
1)何が何でも自分の主張を通す
2)自分勝手で聞き分けがない
3)友達とのトラブルが多い
などの行動の特徴があります。
例えば、具体的には
①:駄々をこねる子
お菓子屋さんやおもちゃ屋さんの前で、欲しいものがあると、買ってもらうまで泣いたり、
寝転んでバタバタして大声を出して要求する。
②:公園あそびを約束の時間になってもやめない子
「きょうはお昼までね」と約束して公園に行くが、「まだ遊ぶ」と言ってなかなか帰ろうとしない。
③:自分が負けると怒る子
友達とゲームやごっこ遊びをしていて、自分が負けたり、思い通りにならないと、プイと怒ってしまう。
「欲しい!」とジタバタするような子の方が伸びる子です。強い欲求があり、意欲があるからです。欲求や意欲があれば、遊びや学習の能力が育ちます。
そのプラス面をのばしていきながら、すべてが思い通りにならないときにどうするのか、時にはガマンする必要がることを理解させましょう。
たとえば「自分で着替えをやる」と言い張り、結局できずに泣き出したりするのは、わがままではありません。
自分でやってみたいという自己主張であり、自主性が育っている証拠です。
親として喜ぶべきことです。
3歳前後は「自我の芽生え」や「自主性の発達」が目立ってくるころです。
「自我の芽生え」か「わがまま」をよく見極め、自主性をつぶさないように育てていく必要があります。
親はじっくり待ち、しっかり指導していきましょう。
「うちの子はわがまま」といいますが、実は親がわがままにしているのです。
親の過保護や祖父母の甘やかしは、わがままをつくります。
愛情のかわりに物を買い与えるのは良いことではありません。
がまん(自己コントロール)はまず、〈約束〉〉をきちんと守らせることから始めましょう。
子どもができる範囲の約束を話しあって決めます。
決めた以上は特例をつくらず、親は毅然とした態度で接しましょう。
時間はかかりますががまんする力を育てていきます。
親子関係のなかで自己コントロールを学んでいけば、友達との協調性も養われていくはずです。
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