3歳前は大きい 長い 高い 広い は全部大きいということばで表現してしまいます。
そして、大きいの反対はすべて小さいで表現します。
短い 低い 狭いの言葉はなかなか使えません。
しかし、3歳を過ぎると比較の基準が自分から離れます。
3歳まではAもBも自分の手のひらからあふれるとどっちも大きいと表現します。
3歳を過ぎると客観的にAとBを比較することができるようになり、AはBより大きいと表現ができます。
これは ①比較する ②考える ③判断する のプロセスが成り立っているのです。
これが大事です。
言葉は一方通行だと考えなくなり、定着率も低くなります。
考えると頭はよくなります。
考えることばをたくさん投げかけましょう。
その一つが比較のことばです。
考えさせたいのなら、子どもに考える時間を与えることが大事です。
親が一方的に言葉を湯水のように与えてはいませんか?
言葉を投げかけたら、意識的に間を取りましょう。
相手の子どもは「なんだろう?」と思い、次に親が「どうしよう」と考える言葉を繰り返し投げかけると考える体制ができてきます。
考える前に周囲の大人が先に発言、行動してしてしまうと、考える体制が習慣化しません。
子どもは「そうそう」と相槌を打って考えずに終わってしまったり、何も行動せずに済んでしまったりして、まったく頭を使わなくなってしまいます。
これでは困りますね。
要注意です。
では、具体的にどんな言葉かけがいいのか、紹介しましょう。
考える余裕を与える言葉
相手(子ども)の言葉を聞く言葉
考えを続けさせる言葉(感嘆のことば)
普段子どもに一番長く接している、お父さんお母さんの言葉かけ次第で頭のよい子になるはずです。
楽しいコミュニケーションをとりながら、子どものすてきな語彙をたくさん増やしていきましょう。
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