子育てのヒント

2~3歳頃になると、友だちに興味や関心が出てきます。

社会性の芽生えです。

この時期は友だちどうしのトラブルが多く発生します。

「けんか」の発生です。

お友だちと仲良く遊んでいるなと思っていると、泣いたり、たたいたり、たたかれたり、人の物を取ったり取られたり、で大騒ぎです。

この時期はまだ気持ちのコントロールができない「自己中心的な年齢」ですから、けんかが発生するのは頻繁で当たり前のことと思ってください。

それでは、どうしてけんかが発生するのか、周りの大人はどのように対処すればよいのかを考えてみましょう。

こどもは友だちに対してどのようなことが「気になっている」のでしょうか?



  • 友だちが何をして遊んでいるのかな
  • 友だちと一緒に遊んでみたいな
  • みんなは楽しそうに遊んでいるな
  • 友だちはどんなおもちゃを持っているのかな
  • ぼく(わたし)も友だちと同じおもちゃがほしいな
  • ぼく(わたし)がいることに友だちは気がついているのかな
  • 絶対一番最初がいいな(順番)
  • 絶対一番がいいな(競争)

*友だちの存在が気になっているのは社会性の芽生えですから、おおいに喜んでください。

どんなことから「けんか」が発生するのでしょうか?

  1. 一緒に仲良く遊びたいのに、なかなか自分から「あそぼう!」と言い出せないのが、2~3歳の頃の特徴です。
    自分に関心を寄せてもらうために、友だちをたたいたり、押したりする行動に出てしまうのです。
    相手の友だちも何でたたかれたり押されたりしたのかわからず怒ってしまい「けんか」が発生します。
  2. しばらく仲良く遊んでいても、おもちゃの取り合いの「けんか」が始まる場合があります。
    おもちゃは全部自分のものと思い込んでいる年齢です。
    まだ「貸して」と言えずにいきなり友だちのおもちゃを奪ってトラブルになります。
    そして、お互いの欲求がぶつかり合い「けんか」が発生します。

けんかの仲裁について

親が子どものけんかにどう対処していくかが大切になってきます。

親は一刻も早くけんかを止めさせようとして、お互いに「『ごめんなさい』を言いなさい」と強要したり、また親が裁判官になって「○○ちゃんの方が悪い」と決めつけてしまう場合があります。

親はけんかの発生の原因やプロセスも見ずに、単にけんかの仲裁をしてはいけません。

それでは子どもは納得しません。

  1. けんかの発生の原因を知りましょう。
  2. どのような経過でけんかになったか知りましょう。 

そして、子どもの気持ちを落ち着かせた上で、それぞれの子どもに「うん、うん、そうなの、わかった、わかった」と同意してあげることが大切です。
大抵はけんかは落ち着き、収まります。

けんかの「NG三原則」


  1. 片方が泣いたらけんかはストップ!
  2. けんかはひとり対多人数はNG!
  3. 物(武器)は持たない(危険防止)

赤ちゃんの時代を経て、自分で動けるようになる2~3歳頃は、友だちに興味関心が出てきて「一緒に遊びたいな」と思うようになります。

そして、友だちと遊んでいて気に入らないと友だちを「たたく」トラブルが発生します。

  1. 1歳~3歳ぐらいまでは自己中心的で、エネルギーを持て余していますから、気に入らないことがあると手をあげることがよくあります。
  2. まだ相手に伝える言葉が豊富ではありませんから、伝えたいことばの代わりに手が出てしまうのです。

このように、子どもが友だちをたたくのは、大人が怒って人をたたく「暴力」とは意味が違います。

たたかれた経験のある子は必ず友だちをたたく

どのような子どもがよくたたくかというと、「たたかれた経験がある子」です。
例えば…

  • 友だち(少し年齢の大きい友だち)にたたかれた経験がある
  • 兄弟(特に兄や姉)にたたかれた経験がある
  • でたたかれた経験がある
  • 気持ちのコントロールがうまくいかず、たたかれた経験があるなどです。

*親は叱るときは体罰をせず、冷静に話して注意をしましょう。

友だちをたたいたら親はどのようにしたらよいのか

子どもが友だちをたたいた時、周囲の大人は怖い顔をして「たたいてはいけません!」「謝りなさい!」とすぐたたいた子どもを叱ってしまいがちです。

ちょっと待ってください。

たたいた子どもはエネルギーをため込むばかりで、友達をもっと強く「たたく」行動に出てしまいます。

つまり、たたくと①気持ちがスッとする。②大人にかまってもらえるから、やがて「たたくこと」をコミュニケーションの手段にしてしまうのです。

子どもは子どもなりにたたく理由があるはずですから、その理由を聞いて理解してあげましょう。

対処の仕方

*「手をあげてはいけない」と教えるのは、子どもの気持ちが落ち着いてからにしましょう。
その日のうちに伝えましょう。

親も子どもも興奮した状況のときに話すより、少し気持ちを落ち着けて冷静になってから「たたいてはいけない」ことを話した方が、子どもの気持ちが素直になり、より効果的に伝わります。

ただし、翌日などでは時間が経ち過ぎています。たたいたことすら忘れてしまっているのでは、注意する意味がありません。
あまり時間を空けないでその日のうちに伝えましょう。
どのように伝えるのかはいろいろな方法があります。

『叩かれたら痛くて悲しい』ことをしっかり伝えましょう。

親:「○○ちゃんがたたかれたらどんな感じがする?」
「そう、痛いよね」「そう、悲しいよね」
と、相手の子どもの気持ちになって考えて子どもの代弁を言葉で言い表してみましょう。

*絵本やぬいぐるみに「置き換えて理解させ」て伝えましょう。
こんな方法もあります。
絵本やぬいぐるみを使い、たたかれた子に「置き換えて理解させる」のがいいでしょう。
例えば、「たたかれたクマさんは泣いているけれど、どう思う?」と問いかけると、子どもは素直に「かわいそうだね。痛いよね。叩いたらいけないよ。」とわかってくれます。

お友だちの話題や名前をたくさん出しましょう。

家庭でお風呂に入っている時、食事をしている時、おやつを食べている時、遊んでいる時、寝る前など気持ちがリラックスしている場面でお友達の話題や名前をたくさん出すと友達に親しみを持つようになり、けんかが少なくなります。

次の対応の仕方はよくありません

  1. たたいた時、すぐに大きな声で叱りつける 
    子どもがもっと気持ちが高揚して乱暴な行動に出てしまいます。
  2. たたくと友だちが痛いことを知らせるために、たたいた子を親が同じようにたたく 
    親にたたかれたことを同じように友だちにもします。

おもちゃをとられても「NO」と言えない

友だちにおもちゃを「貸して」と言われたとき「どうぞ」ができるのは素晴らしいことです。

ただし、いつもいつも我慢を強いるのは子どもにとってよくありません。

貸したくないときにも「いや」と言えず、幼稚園に入ったとき、いつもおもちゃを取り上げられてしまう子になってしまうかもしれないからです。
そして、幼稚園が楽しくなくなってしまいます。

意思表示はきちんと言えるようにしておきましょう

それを防ぐには、「貸してもいいときは『どうぞ』をして、貸したくないときは『いや』と言おうね」と教えてあげましょう。

どうしても言えないなら、言えるようになるまでお母さんが一緒に言ってあげましょう。
幼稚園に入るまでに「いや」の意思表示ができるようにしておくとよいです。

親子の間の約束をつくりましょう

親の大事なものを子どもに与えないようにすることも大切です。

大事なものを触ろうとしたら、「これはお母さんの大事なものだから、貸せないのよ。」と「いや」を意思表示すれば、子どもは「嫌なときは『いや』と言ってもいいんだ」と理解するようになるでしょう。
自分にとって大事なものを認識させることは重要です。

乱暴なことばは、子どもの文化として必ずあらわれてくるものです。
聞きなれないことばや面白そうなことばは使ってみたいものです。
ある程度は目をつぶってあげましょう。

ただ、その中で、人を傷つけたり、まわりを不愉快にするものは良くないと、その都度伝えてあげる必要があります。
ちなみにTPOがわきまえられる年齢の目安は小学校2年生頃(8歳)と言われています。

Q&A

「ばか」「うんち」など汚いことば・乱暴なことばを使いたがるのですが

「なんでそんなことを言うの!」と叱ってもあまり意味はありません。

汚い言葉が良くないことは、子ども自身よくわかっています。
でも、友だち同士の会話の中で使うのが楽しいし、お母さんから注意される反応が返ってくるのが面白いのです。

友だち同士の会話の中で使うのが楽しいし、お母さんから注意される反応が返ってくるのが面白いのです、楽しくなるばかりで逆効果です。
一時期のことです。
その時は冷静に、その場で「お母さんはその言葉、あまり好きじゃないな」と伝えるか、あえて放っておくのがいいでしょう。

そして、ゆっくり話ができる時間に、なぜ使ってはいけないかを伝えます。

このとき効果的なのは、絵本やぬいぐるみを使って話すとよいでしょう。
「その言葉を言われたぬいぐるみのクマちゃんはどんな気持ちがする?」と聞いてあげてください。

その言葉を言われた人はもちろん、周りで聞いている人たちも、気持ちよく思っていないことを理解させます。

3歳頃は、いい言葉も悪い言葉も吸収する時期です。

悪い言葉を気にするよりも、お母さん自身が素敵なことばを意識して話すことが大切です。
感覚の言葉をいっぱい話そうとか、形容詞をいっぱい話そうとかしてみてください。

また、「あれ」「これ」ではなく「右の○○を取ってね」と動詞をちゃんと使って文章で話してみてください。

挨拶についても、家族同士「おはよう」「ありがとう」「ごめんね」のやりとりを見せていると、子どもも自然と友だち同士いい会話ができるようになってきます。

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