乳児や幼児は何でも口に入れて確かめることが多いです。
機嫌よく遊んでいたのに、急に苦しんだり、激しく咳き込んだりするときは、のどに異物がつまった可能性があります。
このような時は迅速な対応が必要になります。
気道につまって呼吸困難になり、唇の色が紫色に変わってきたら、危険です。
すぐに救急車を呼び、救急車が到着するまで吐かせる努力をしましょう。
*どうしても取り除くことができなければ、あおむけに寝かせ、首の下に枕などをあてて、気道を確保し、人工呼吸をしながら、救急車を待ちましょう。
イラストつまっても呼吸ができる場合は、そのまま静かに病院に運んだほうが無難です。無理に取ろうとすると、かえってつまらせてしまうことがあります。
かたいもの(ボタン・豆)をつまらせたのか、やわらかいもの(おもちなど)をつまらせたのかによって、処置は違ってきます。どちらにしても、急いで取り除かなくてはなりません。
だいじょうぶな場合
やけど | ケアのしかた |
◆目を白黒させているので、背中をたたいたら出てきた。 | 吐き出した後、きげんよく遊んでいるようなら心配はない |
◆小さなものを飲み込んでしまった。 | ①便に出てくるまで便をチェックする。 ②便に出ない場合は病院へ連れていく ③とがったもの・ボタン電池・磁石などを飲み込んだときは、すぐ病院へ連れて行く |
心配な場合
やけど |
◆呼吸困難になっている ◆唇が紫色になって、チアノーゼがでてきた ◆激しく咳き込み、苦しんでいる ◆声が出ない |
ケアのしかた | |
かたいのもがつまった場合 | やわらかいものがつまった場合 |
・のどの奥に見えるときは、指でかき出す ・のどの奥に見えるときは、指でかき出す ・さかさにして背中を強くたたく ・片ひざを立て、子どものみぞおち部分をひざの上にのせて、頭を下げさせて、背中を強くたたく ・後ろから抱きかかえるようにして頭を下げさせ、みぞおちを強くしめる |
・横向きに寝かせる ・のどの奥に異物がみえるときは、指でかき出す ・見えないときは、舌の付け根を強く押して吐かせる |
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