「可愛くば 2つ叱って 3つ誉め 5つ教えて 良き人にせよ」と昔から言われています。
どんな育児書にも「誉めて育てましょう」と書いてあります。
叱るより、誉める方が、子どもにとっても親にとっても気分がいいのは当たり前です。
しかし、誉めるより叱るほうが難しいものです。
だからといって、本当に何も叱らなくていいのでしょうか?
最近の親をみていると、わが子が悪いことをしているのに、全然叱らない親がいます。
そうではありませんね。
悪いことをしたり、約束を守らなかったり、人に迷惑をかけたりしたら、きちんと「いけません」と注意すべきです。
特に幼児期のうちに善悪について親がしっかりしつけましょう。
ただし、親が感情をむきだしにして怒らないようにしましょう。
子どもに冷静な気持ちで語りかけ、どうしていけないのか説明しましょう。
そうはいっても親も人間。
感情が高ぶってしまうことだってあります。
そんなときは、大きな深呼吸して、「1・2・3」と数えてみてください。
それから子どもに話しをすると、少し冷静になれますよ。
親が叱った(注意)後、子どもに対しチヤホヤとご機嫌をとる必要はありません。
叱ったことは叱ったことで、毅然としていればいいのです。
親はいつまでもしつこく引きずらず、気持ちを切り替えることが大切です。
そして大切なのは、注意する(叱る)回数を極力少なくすることが鉄則です。
叱ることは極力少なくおさえ、誉めることは叱ることより多くすることが大切です。
大人でも誉められれば、快の気持ちになるものです。
どんちゃか幼児教室では誉めて子どもを伸ばす教育しています。
例えば、「○○ちゃんの姿勢は、背中がピンとしていて素敵ね」と一言ひとりを誉めると、 他の子も「わたし(ぼく)も誉められたい」と思うのでしょうか、他の子もすぐにいい姿勢に変化します。
誉めることは叱ることより効果があるのです。
「明・楽・元・素ことば」とは、「明るいことば・楽しいことば・元気なことば・素直なことば」のことです。
心がけて、これらのことばを使うようにすると、親自身も変わりますし、子どもも変わります。
今日から、ぜひお子さんをいっぱい誉めてください。
そしてスキンシップも大切です。
ギュッと抱きしめてあげましょう。
たくさん誉められた子は心が安定していて、すばらし笑顔になります。
そんなお子さんは、お友だちにも優しくできるはずです。
しっかり叱って、たくさん誉めて、親としての価値観を子どもに伝えていきましょう。
どんちゃかグループは、ご提供いただきました個人情報を慎重に扱いいたします。