手を動かす・・・
①筋肉→②神経→③脳 というプロセスで脳に刺激がいくのです。
幼児期に脳の構造の90%ができあがってしまうのですから、手はできるだけ使わせてあげましょう。
また、幼児期に大切な「五感」を刺激し、鍛えるという点でいうと、視覚(目)・聴覚(耳)・味覚(口)・嗅覚(鼻)は無意識のうちに刺激できますが、触覚(手)は意識しないと刺激できません。
我が子の手はよく動いていますか?普段から手をしっかり使っていますか?
親は我が子の手が動いているかどうかを、ちょっとチェックしてみましょう。
ひとりで遊んでいるとき手を動かすおもちゃを与えましょう
Q:「頭を良くするおもちゃ」とは・・・?
A:こどもが【手】を一生懸命手を動かすおもちゃです。
子どもにとって〈魅力的〉であり、子どもが〈興味・関心〉をもつおもちゃ
・音がする ・形がおもしろい ・動く など手を使って遊び、飽きないおもちゃ
手を動かして「ちょっとチャレンジして」遊べるおもちゃ
手で「動かす」「変化させる」ことができるおもちゃ
以上のことをクリアしていることが、必要条件です。
高価でりっぱな玩具である必要はありません。子どもが一生懸命「手」を動かしていれば、空き箱などの廃品でも素敵なおもちゃです。
道具は第二の手です
手を使って遊べるようになると、次の段階は「道具」の存在です。
道具を使うことにより、緊張感が発生し、集中力が高まります。集中力を養ういい機会ですね。
徐々に道具を使わせてあげましょう。
道具は使えば使うほど上手になります。上手になると手が器用になるので「もっとやりたい」と必ず言うはずです。
「親が手を出さない」が基本です
せっかく子どもが手を動かして、“もの”作っているのに、親が口出しをしたり、手伝ってあげたりすることがよくあります。
これは子どもの手の発達に一番の障害になります。「ありがた迷惑」ということですね。
子どもが頭を使って「考え」、手を使って脳を刺激しているチャンスを奪ってしまうのはもったいないです。
そっと見守ってあげましょう。
親のすることは、結果に対して「すごい!上手ね!」と【ほめる】ことです。褒められた子どもはほめられることにより、もっとやりたいと、必ず意欲を示します。
人間は知的好奇心がある動物
何かを知りたい。何かを作りたい。その時こそがチャンス!です。
出来栄えより、作るプロセスを大切にして、手を使って楽しく物作りをしてみましょう。
※親は物作りの環境を整えてあげても、子どもの手の代わりにならないことが大切です。
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