灼熱の太陽が照りつける真夏。
冷たい北風の吹く真冬。
毎日雨降りの梅雨時。
この時期は戸外あそびをさせたくても出来ない場合がありますね。
そんな時、無理に外あそびをしないで、室内あそびを楽しみましょう。
室内あそびをする時に気をつけるポイントです。
- あそびのスペースはありますか?
この時期の子どもたちは、家の中の汚し屋さん。
いつも綺麗にしていたい親にとっては「散らかさないでね」「ここは汚さないでね」などとつい小言を言ってしまいがちです。
小言ばかりだと、子どもはじっくりと遊ぶことができなくなり、楽しくないはずです。
何をして遊んでもOK!なスペースを確保してあげましょう。
そのスペースに関しては少しぐらい汚しても散らかしても、叱らないようにしましょう。
自由に遊べる環境を整えておくことが大切です。
- 遊び道具は1種類と決めてはいませんか?
積み木だけ、人形だけ、と1種類で遊ぶというような発想を子どもはもちません。
積み木で作った家の中に人形をいれる・・テーブルは空き箱で・・と自分の身のまわりにあるものを複数使って、あそびの発想を広げていくはずです。
小さな箱、缶、紙、紙筒などが子どもの発想を広げ、素敵な遊び道具となるはずです。
市販の決まった遊びしかできない玩具より、魅力的かもしれません。
また、プラスチックのおもちゃより、「木」「布」「ラバー」の素材は情緒安定をさせるといわれています。
- 音楽は良い遊び?
答えはYESです。
音楽を媒体に歌ったり、体を動かすのは良い遊びのひとつです。
音楽は一定のメロディーやリズムをもっていますので、繰り返しの好きな子どもは大好きなはずです。
遊びに飽きた時や、遊びの集中が切れた時に、音楽をかけてみましょう。
お父さん、お母さんの好きな音楽で良いのです。
幼児向きの音楽にこだわる必要はありません。
かえって、お父さんやお母さんが乗りやすい音楽の方が、子どもも喜びます。
クラッシック音楽も時にはいいですね。
音楽をかけて、親子で一緒に歌ったり、体を動かしたりしてみましょう。
しかし、BGMのように、一日中音楽をかけっぱなしするのは感心しません。雑音になってしまいます。
音楽は時々「OFF」にして、メリハリをつけることが必要です。
- おもちゃの出し入れがしやすいですか?
最後におもちゃの出し入れ、片付けについてです。
自分一人でもおもちゃの出し入れができる環境を整えておきましょう。
できれば「仲間集め」ができるようにすると良いでしょう。
例えば、「ミニカー」「人形」「積み木」「その他ばらばらおもちゃ」などに分けるなどしましょう。
また、親も一緒に楽しく片づけるところを見せてあげると、なお良いですね。
