子育てのヒント

熱(2)子どもが急に発熱したら、落ち着いてしっかり対処しましょう。

いざというときにあわてないためにも、熱が出る病気の種類や症状などを知っておくことが大切です。

熱の出る病気

子どもが熱を出しやすい年齢は、生後6ヶ月頃から1〜2歳頃。
この頃がもっとも熱が出る頻度が高いようです。               

その原因には、初めて出会うさまざまなウイルスや細菌に対して抵抗力が弱いことがあげられます。

風邪症候群―子どもにとって身近な病気―
一般的に「風邪症候群」のことを「風邪」といいます。
症状はさまざまで、くしゃみ・鼻水・鼻づまり・咳・たん・喉の痛み・発熱などの総合的な病気です。

風邪の原因のほとんどはウイルス感染によるものです。しかし、そのウイルスの数は200種類以上といわれており、ウイルスによって症状もさまざまです。

基本的に特効薬はなく、発熱には冷却・解熱剤、呼吸器症状には咳止めや気管支拡張薬を処方するなど、対症療法が主体となります。

風邪は、たいてい3日以内には良くなります。しかし、その後も症状が回復しない場合は、中耳炎・副鼻腔炎・肺炎などの恐れもあるので再度受診しましょう。

登園基準に特に決まりはなく、熱が下がれば登園可能とされています。

プール熱(咽頭結膜熱―いんとうけつまくねつ)―のど・結膜に炎症を起こす病気―
プール熱とは、アデノウイルスに感染して起こる感染症のことで、6月頃から増加し始め7〜8月頃に流行のピークを迎えます。

結膜または上気道からの感染が感染経路となり、飛沫感染・接触感染によるものと、夏場はプールでの感染が多いことから「プール熱」と称されています。

39度前後の発熱から発症し、「咽頭炎」による喉の痛み・「結膜炎」による眼痛・羞明・涙目などの症状とともに、頭痛や食欲不信・倦怠感などが現れます。

4〜5日間ほど高熱が続き、1週間ほどで下がります。
その間、喉の痛みや熱による脱水症状も懸念されますので、喉に刺激が少ない食べ物や、喉ごしのいい冷たい飲み物などを与えましょう。

発熱や喉の痛み・目の充血などの主な症状が消えて、2日経過すれば登園可能です。
溶連菌感染症―熱が出てのどが腫れ、いちごのような真っ赤な舌になる病気

溶連菌感染症とは、溶血性連鎖球菌の感染によって起こる病気のことで、いくつかの種類があります。
一般的に「溶連菌」と言われているのは、感染症を起こす頻度が特に高い「A群溶血性連鎖球菌」のことです。

2〜5日の潜伏期間を経て、突然の38度以上の発熱と喉の激しい痛みや全身の倦怠感が現れ、嘔吐を伴うこともあります。
発症して1〜2日経つと顔や脇の下、下腹部などに小さい発疹が出始め、2日目以降には舌に小さな発疹が出る「イチゴ舌」と呼ばれる症状が現れます。

また、3歳未満の子どもには熱の症状が現れないこともあるため、注意が必要です。
溶連菌には咳や鼻水が出ないという特徴があるため、発熱や咽頭痛が見られたら早めに受診しましょう。

溶連菌を撃退する抗生物質の服用により、熱が下がり喉の痛みも治まります。
ただし、溶連菌を確実に撃退し合併症を引き起こさないために、症状が改善されても抗菌薬の服用を続ける必要があります。

登園基準は明確に定められてはいませんが、「第3種の感染症」として出席停止の措置がとられます。
熱が下って症状が消えたら、医師に相談の上感染の恐れがないと判断されてから登園しましょう。

資料請求・問合わせ
体験授業のお問い合せ
こどもとあそぼ
ちょっとした時間に子どもたちのアタマのなかをくすぐってあげましょう。
おやつレシピ
美味しくて、身体にも良い。こどもも喜ぶとっておきのおやつレシピ。
子育てのヒント
お母さん、お父さんのための子育てに知ってトクする情報。
こどもリンク
子育て・習い事を応援するお役立ちサイトをご紹介します。
オススメえほん
どんちゃか幼児教室が、オススメの絵本をご紹介します。
キャンペーン
公開体験授業のオススメ
通常体験授業のオススメ
40周年キャンペーン
  • フリーダイヤル0120-042-870
  • 資料請求・お問い合せ
  • 無料体験授業受付中
  • 無料体験授業のお問い合せ
会員の方へ
今週の授業・お知らせ
本日の開講・休講情報
プライバシー

どんちゃかグループは、ご提供いただきました個人情報を慎重に扱いいたします。

個人情報の取り扱いについて

コースを選ぶ

おすすめコンテンツ

体験授業のご案内

神奈川 エリア

東京・千葉 エリア

関西 エリア


ページ
トップ