一歳ぐらいの子どもは、とにかく動くものが大好きです。
この時期は、自分と外の世界とのつながりや関係を作っていく時期です。
お父さんやお母さんとのボールあそびを通して
「親子のいい関係」をつくっていくいいチャンス!です。
- あそぶときは必ず「○○ちゃん、ボールがいくよー!」や「○○ちゃん、ボールをコロコロころがしてね」や「○○ちゃんじょうず!じょうず!」など、子どもの名前を呼ぶこと・声をかけることを忘れずにしましょう。
- この頃は『五感』をおおいに刺激することが大切な時期です。 ボールを触りながら・・・「柔らかいね」「硬いね」「ざらざらしているね」「つるつるしているね」「ふわふわしているね」「重いね」「軽いね」・・・等と感覚のことばを忘れずに言いながらあそびましょう。
- 「よーく見ててね」と言って、動くボールを追って見ること(追視)を子どもにさせてみましょう。
ものをよく見る習慣がつき、「集中力」がつきますよ。
準備
- 市販のボール
*いろいろな「大きさ」「硬さ」「色」「材質」が違うもの。
*材質―スポンジ・ビニール・プラスチック(ピンポンボール)・ゴム
- 手作りのボール
*布やタオル地ボール(袋状の中に紙や布や豆を入れる)・カプセルおもちゃの空き容器ボール(中に細かいものを入れて音を楽しむ) など・・・
遊び方
この時期は模倣期です。
親があそぶ姿を子どもに見せましょう。こどもは必ず真似をします。
- まずは親がボールを転がして楽しそうに遊んで、子どもに見せる。
- 子どもの方にボールを転がす。
- 子どもがボールを転がせるようになる。
- 親と子どもが向き合ってキャッチボールをする。
- 遊び方は自由です。いろいろ考えて工夫をしてみましょう。(バウンド・的入れ等)
- 「コミュニケーション」が大切な時期です。 ボールを親子のコミュニケーションの媒体にして、楽しく遊んでくださいね。
