TOPに戻る
資料請求・体験のお申し込み

子育てのヒント

どんちゃか幼児教室 > ブログ > 子育てのヒント > おねしょ

  • おねしょ

    2015.09.18 (金)
    子どものおねしょで悩む親は、意外に多いです。 結論から言うと、「幼児期のおねしょは心配はありません。」 おねしょ

    原因

    排尿の発達がまだ未発達 泣き止まない これは夜に作られる尿の量と膀胱のバランスが とれていないために起こります。 あかちゃんの尿は薄いですが、幼児期なると、 夜間に尿を濃くする『抗利尿ホルモン』が分泌されます。 『抗利尿ホルモン』によって夜の尿量は、 昼間の約半分になります。 この分泌が悪いと、夜でもたくさんの尿が たくさん作られ、あふれてしまいます。 膀胱は自律神経の働きで、 夜には昼間の1.5~2倍の量をためられるようになるのですが、 これがうまく働かないと「おねしょ」になります。 ①「水の飲み過ぎ」や、②「冷え」が原因でもおねしょは起こります。 医療機関で原因にあった生活指導や治療を受ければ、治りがはやくなることが多いです。

    対処法

    ・対処法の3原則・・・・①起こさない ②あせらない ③叱らない 無理に夜中に起こすと、尿の量を減らす『抗利尿ホルモン』の分泌が減り、さらにおねしょが治りにくくなることがあります。 また、叱ったり、あせったりすると、子どもへ心理的な圧迫があり、逆効果になってしまいます。

    家でできる対処法としては・・・

    • 自律神経の働きを良くするために「規則正しい生活をこころがける」ようにしましょう。
    • 朝や昼の水分を多めにして、夕食や夕食後の水分や塩分を控えめにしましょう。
    • 食事の時に水分を多く取る子は、よく噛まないで水で流し込んでいる傾向があります。「よく噛んで食べる」習慣をつけましょう。
    • 寝る前にお風呂に入って体を温め、布団を少し温めておくとよいです。おむつをしていても、おねしょが長引くことはないので、子どもが嫌がらなければ、無理に取る必要はありません。
    • 昼間は、子どもが自発的にトイレに行くまで、むやみみにトイレに行くように促さない方が、膀胱の尿をためる力が育つようです。
    • 子どもの不安や緊張を取り除いてあげましょう。

    《参考》

    医療機関―「日本夜尿症学会」 夜尿症(おねしょ)ナビのホームページ   

    一覧へ戻る