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子育てのヒント

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  • 子どもの便秘

    2021.11.16 (火)

    排便時の様子や便をよく観察しましょう

    排便には個人差があるので、2~3日に1回しかうんちが出なくても、スムーズに出て、元気に遊んでいるようなら心配はいらないでしょう。
    日頃から、排便の回数やそのときの様子、便の様子などを観察して、いつもと違うことがあれば気付けるようにしておきたいですね。

    便秘かもしれないときは

    排便の間隔が数日だったり何日もないときは、次のようなことをチェックしてみてください。
    便秘の症状
    • いつもより排便の間隔が長くなっている
    • 便が固くコロコロ状、排便時に痛がる
    • おなかが張っている
    • 食欲が落ちていて機嫌が悪い
    いつもと便の色が違う(血便や緑色など)ときや、発熱・嘔吐を伴うときはなるべく早く小児科を受診しましょう。受診時には便を持参してください。
    また、一週間以上の便秘を繰り返す場合は医師に相談しましょう。
    便秘の対処
    • 浣腸をして便を出す
      出てきた便の様子が良くない(ドロドロ、血便など)ときは小児科を受診しましょう。
      (注)市販の浣腸を使用するときは、月齢にあったものを購入してください。
    • おしりを刺激したり、おなかをマッサージする
    固い便が肛門を傷つけてしまうと、次から排便を嫌がったりがまんしてしまい、ますます便秘になってしまいます。
    日頃から便をためないように予防することが大事ですね。

    便秘を防ぐために生活を見直そう

    いつも便秘がちだと、成長してからも本人が大変な思いをします。
    離乳食が始まることからは、便秘にならない生活習慣を身につけられるよう、次のようなことを意識してみましょう。
    食事
    食べる量や水分を飲む量が極端に少ないと便秘になりやすいです。
    朝食、昼食、夕食の3度の食事をしっかり食べ、水分も意識して摂るようにしましょう。
    内容
    食事は「主食と主菜・副菜をバランスよく」たっぷり食べるようにしましょう。
    幼児は喉越しがよく、柔らかい食べ物が好きですが、好き嫌いせず、食物繊維を多く含んだ歯ごたえのあるものを食べさせることも大切です。
    間食にも食物繊維の多いものや果物などを取り入れると良いでしょう。食べられる子にはヨーグルトなどの発酵食品を与えても良いですね。
    環境
    食欲がわくように、食事が楽しく、おいしく食べられるように工夫しましょう。
    テレビやスマホなどはいったん消して、お父さんお母さんも機嫌よく食事をすると、子どもも自然とたくさん食べられるようになりますよ。
    生活リズムと運動
    排便のリズム
    規則正しい生活を意識しましょう
    決まった時間に起床して、排便する時間も決まることが望ましいです。
    朝食後のおむつ交換のときにおしりを刺激したり、マッサージするのを習慣にしても良いですね。
    トイレトレーニングを始めたら、決まった時間にトイレに行くようにしましょう。
    適度な運動
    外遊びができる日は、十分に時間をとってたくさん身体を動かしましょう。
    身体を動かすと腸の働きも活発になり、おなかも空いて食欲も出るので一石二鳥ですよ。
    参考:食物繊維が豊富な食品
    いも類
    さつまいも・さといも・こんにゃく
    野菜類
    白菜・キャベツ・ごぼう・にんじん・だいこん・なす・ピーマン・かぼちゃ
    豆類
    大豆・小豆・納豆
    穀類
    麦飯・コーンフレーク・オートミール
    くだもの
    バナナ・リンゴ・ミカン・オレンジ・メロン・パイナップル
    きのこ類
    しいたけ・しめじ・えのき・まいたけ・エリンギ
    海藻類
    わかめ・こんぶ・のり・ひじき
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