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子育てのヒント

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  • 手を使おう

    2021.09.15 (水)

    手を使うと頭の良い刺激に

    手を動かすと、
    筋肉→神経→脳
     
    という順に脳に刺激が伝わります。
    幼児期に脳の構造の90%が育つと言われていますので、手をできるだけ使うように意識したいですね。
    また、幼児期に大切な「五感」を刺激し、鍛えるという点でいうと、視覚(目)・聴覚(耳)・味覚(口)・嗅覚(鼻)は無意識のうちに刺激されますが、触覚(手)は意識しないと刺激できません
    我が子の手はよく動いていますか?普段から手をしっかり使っていますか? 親は我が子の手が動いているかどうかを、よくチェックしてみましょう。

    手を動かすおもちゃ

    ひとりで遊んでいるとき手を動かすおもちゃを与えましょう。
    「頭を良くするおもちゃ」とはどんなおもちゃですか?
    こどもが【手】を一生懸命手を動かすおもちゃです。
    手を使って遊ぶおもちゃは、子どもにとっても魅力的です。
    身近なもので良いので、子どもが興味を持つものを探してみましょう。
    • 音がする
    • 形がおもしろい
    • 動く・回る

    手を動かして「ちょっとチャレンジして」遊べるおもちゃ
    手で「動かす」「変化させる」ことができるおもちゃ
    • 積み上げる
    • ぴったり合わせる
    • 折り曲げる
    • 穴に通す
    • 形を作る

    こんなおもちゃを探してみてください。
    子どもが一生懸命「手」を動かせれば、高価でりっぱな玩具である必要はありません。
    空き箱などの廃品でも素敵なおもちゃです。

    手を使う道具

    手を使って遊べるようになると、次の段階は「道具」も使えるようになります。
    道具は第二の手です。道具を使うことで緊張感がでて集中力も高まります。
    集中力を養う良い方法なので、徐々に道具を使わせてあげましょう。
    • 食事の時
      スプーン フォーク コップ はし
    • お風呂の時
      タオル スポンジ ポンプ おけ 蛇口
    • 砂場で
      シャベル バケツ じょうろ
    • 机の上で
      クレヨン はさみ セロハンテープ のり ホッチキス 画用紙 折り紙 輪ゴム
    • クッキングで
      型抜き ナイフ クッキングばさみ トング 竹串
    道具は使えば使うほど上手になります。
    上手に使えるようになると、どんどん手が器用になるので「もっとやりたい」と思うようになるでしょう。

    安全に遊べるよう見守り、ほめる

    「親は手を出さない」が基本です。
    せっかく子どもが手を動かして、好きなものを作っているのに、親が口を出しをしたり、手伝ってあげたりするところをよく目にします。
    これは子どもの手の発達や、創造性の獲得に一番の障害になります。
    子どもが自分で考え、手を使って脳を刺激しているチャンスを奪わないでくださいね。
    大人は物作りの環境を整えてあげて、安全な遊び方をしている限りは、そっと見守ってあげましょう。
    そして、子どもに「みてみてー!」って言われたら、「すごい!上手ね!」「おもしろい!どうやって作ったの?」と【ほめて】あげてください
    ほめられた子どもはもっとやりたいと、必ず意欲を示します。
    人間は知的好奇心・創造性がある動物です。
    何かを知りたい、何かを作りたい。そんな瞬間を見逃さず、大切に育ててあげましょう。
    出来栄えより、作るプロセスを大切にして、手を使って楽しく物作りをしてみましょう。

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